1月の中旬。 友人のF氏が「野鳥が遊んでいたので、写真に撮ってみました」、と写真を持って来ました
野鳥を撮ったって、どうせカラスかスズメだろうと思ったら、F氏は「珍しい鳥ですよ。」って。 野鳥の名前を訊いたら、「渡り鳥のタゲリです」って云う。
タゲリなんて知らないからどんな字を書くのかF氏に尋ねたね。そしたら、「冬の田圃の土を足で蹴って中の小虫を捕食する鳥で、たしか漢字では田蹴りって書くらしいよ」だって。 (本当は“田鳧”って難解な文字らしいです。 コウノトリ目チドリ科ですから、コウノトリや浜千鳥と親戚。) タゲリはここクリック
F氏は「タゲリが逃げないように車の中から少し窓を下ろして、望遠レンズで狙った」って云うんです、撮った写真を見せて貰ったら、結構キレイで躍動感ある写真に仕上がっていたね。 写真の腕は確からしいよ。
寒いシベリア大陸から苦労して遥々南下して、日本で越冬する渡り鳥らしいよ。
写真では鳥インフルエンザはあまり感染しないと思うから、F氏の力作をご覧下さい。
真冬一月の赤城山をバックにタゲリが沢山舞っています。
今年は記録的な暖冬なので赤城山にも雪があまり降りませんね。
このまま春になると首都圏は水不足かも・・・。 節水を心がけましょう。
暖かいのでタゲリも気持ち良さそうに羽根を休めていますね。
陽光を受けて、羽根が金属的な玉虫色に光り輝いています。
タゲリは頭頂部のハネ上がった長い冠羽が特徴です。
鳴く声は“ミャー”“ミュー”って子猫みたいな声を出します。
土の中の大好物のミミズに蹴りをくれてから、ついばんで食べているタゲリ。
三脚を使わないで、良く撮れていますね。 750mmの望遠レンズで撮ったそうです。
メス鳥にHを仕掛けているのでしょうか? 白い内羽根が印象的な一枚です。
相手の気を引こうと周りで求愛ダンスってか・・・。
如何でしたでしょうかF氏の生き生きとした自然美あふれる力作写真は・・。 (写真の著作権はF氏です。ご使用の際はご一報を。)
大陸から奇妙な病原菌さえ持ち込まなければ、渡り鳥って可愛い季節の風物詩ですね。 一年中が愛鳥週間と思って大切にしましょう・・・。
2007 02 03(土)記。 前橋市 気温12℃。 朝寒く、昼は温暖。
2月3日 節分の日(二十四節気の最後、本来の大晦日。 明日は正月。)
小袋福豆は袋ごと投げれば後で食べられます。
恵方巻? しゃぶる物をナニと間違ってませんか?