2018 02 09(金)
群馬県北西地区に位置する中之条町を通過し、隣町の群馬原町から右手の山間に在る“観音山不動滝”の氷瀑見物。
前橋市から渋川市~中之条町~原町~不動滝まで全ての道路は積雪や凍結が全くなく、普通タイヤで快適なドライブができました。
目指す不動滝の少し手前で、「岩櫃山・岩櫃城跡」方面と「観音山・不動の滝」の案内標識。 迷わずに右の道「観音山・不動の滝」方向へ・・・。
途中で通過する赤い橋は「観音橋」、下を半ば凝った不動川」が流れています。
ほどなく、広い駐車場に到着。 渋川市から長野原・草津への国道145号線の原町大戸口分岐から4~5分の近距離。
駐車場の直ぐ上に見える堂宇が不動明王を祀る不動尊堂。 周囲には案内看板や石仏など信仰と観光を兼ねた爽やかな佇まいです。
昔から修験道の霊場として有名な瀧峨山(観音山)、西山と東山(標高530m)の山肌に百の観音石窟が造られ、それぞれに観音菩薩像が祀られているそうです。(東山に六十六窟 西山は三十四窟)
正面下から急な石段を上り不動堂本堂へ到着。(午後2時)
不動堂に掲げられた「龍峩山」扁額と鰐口。 不動堂ですから大小の不動剣(倶利伽羅剣)が奉納。
昨年の節分祭ではその前日に節分祭に使用される豆や景品・備品などが全て盗まれた不運がありましたが、コソ泥犯人は直ぐに逮捕。
目的の観音山不動滝は不動堂境内から全容が望めます。
不動堂境内から望む凍てついた“観音山 不動滝”。
不動滝最上部の氷で覆われた滝口。 全面が凍てついた滝壺。
不動堂境内から下り、鉄製の小橋を渡って不動滝直下へ向かいます。
不動滝の落差は30m。 三段の滝になっていますので真下からは滝口が見えません。
滝の90%以上は氷結し、細々とした落水が滝壺の氷を丸く穿ちます。
見事な造形美を魅せる滝壺。
今年の冬は厳しい寒気が続くので、まだまだ美しい氷瀑が楽しめます。
参詣した不動堂。 滝壺の直ぐ傍に見える四阿(あずまや)の右上方へ登ります。
四阿から2分程で見えてきたのが暗い口を開けた第三石門。足跡の無い雪を踏みしめて向かいます。
第三石門の中には鎖場あり鉄梯子ありでスリル満点。 薄暗い洞窟内を進み上方の明かるい出口を目指して頑張ります。
第三石門をなんとか通過、雪と枯葉の出口の上の窟では上下二体の観音石像が微笑んでお出迎え。
第三石門の裏側が不動滝の上流部、雪と氷の下を微かな流れが滝口に注ぎます。
樹木につかまりながら危険を冒して撮影した不動滝滝口。
滝口の上から眼下に望む不動滝の凍てつく滝壺。
第三石門から上の不動滝の滝口上部まではともかく、不動堂~不動滝直下まではファミリーでも気軽に行けます。
全面氷結した見応えある素晴らしい不動滝を訪ね、冬の自然が創る氷芸術を堪能しては如何でしょうか・・・。
滝口上部へは最初の画像の「岩櫃山・岩櫃城址」方面に約500mほど上がると簡単に行けます。
2018 02 15(木)記。 前橋市 春一番? 最高気温 14.4℃ 最低気温 3.2℃
まるで逃亡犯・・・・・佐川宣寿 国税庁長官。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180217-00000007-pseven-soci
https://dot.asahi.com/dot/2018021600106.html?page=1
おまけコーナー。
たった一人で作る丸太小屋(ログキャビン)。
Log Cabin TIMELAPSE Built By ONE MAN In The Forest (Real Life Minecraft)
スキーロボット。
PyeongChang 2018 Olympic Winter Games - Robot Skiing! ロボット