キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

2016香港 「及第粥」とはなんぞや?

2016年03月31日 | ☆旅行─香港
今回の香港行きではおかゆを2回食べました。
香港のおかゆ「広東粥」はほんとに美味しい!
台湾にもおかゆはあるけど、広東粥にはかなわないというか、私は広東粥が好きです。
日本にも気軽に食べられるお店がたくさんできたらいいのにな。(うちの近所でこの手のおかゆを出す中華料理店ありますが、1杯800円とかします)


1軒目は、ワンチャイのホステルの近所にあったここで食べました。
忠記粥品

メニュー見たらいろんなおかゆがありましたが、名前が気になり「生滾状元及第粥」26ドルに挑戦。この店には「生滾」とついたものと普通のおかゆがあったのですが、生滾の方が高い値段設定でした。生滾っていうのは、出来立てとか作り立て!みたいな意味だともうのですが、そうじゃないおかゆってどんなおかゆ?


状元及第粥

状元というのは昔の中国の科挙で、成績優秀で合格した人の呼び名らしい。
「状元及第粥」は科挙の試験に受かるためにこれ食べて栄養つけたってことが由来みたいですね。

で、気になる中身は・・内臓ホルモン系でした。
レバー、ホルモン、肉団子などいろんな種類の肉が入ってました。
たしかに滋養によさそう。



2軒目のおかゆは、長洲の朝ごはん。
ジョニさんに連れられて行った、長洲の路地にある店。


こんなかんじのところ。


おかゆ!


腸粉!


ホットレモンウォーター!
(ジョニさんはこれに塩を入れて飲んでいたよ)


外は雨。
こんな風に店の軒先に座り、路地を行きかう人を眺めていました。


ここでもジョニさんが「オーダーは僕が」みたいな感じで、適当に頼んでくれました。
自分で頼むと、皮蛋の入ったおかゆばかりになるので、人に頼んでもらうのは新鮮ですね。
オーダー前に「内臓は食べられる?」と聞かれたので、「もちろん」と答えると、上の写真のおかゆが。初日に食べた「状元及第粥」と同じ中身でした。こっちの方が生姜がきいてた。

こうして、香港で2回食べたおかゆは2回とも同じ及第粥だったのでした。
ご縁でしょうか。
この内臓たち、全く臭みがなくて淡白なおかゆととってもマッチしてました。
うまく処理してあるのでしょうね。

コメントを投稿