キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

合唱組曲「くまモン」

2022年05月27日 |   └─クラシック
児童合唱組曲「くまモン」なんていう歌があることを最近知りました!

熊本県立劇場でのステージ。

児童合唱組曲「くまモン」より「くまモンの応援歌」

児童合唱組曲「くまモン」より「くまモンのタンゴ」

くまモンのハッピーバースデー☆

いやー楽しそうだけど、難しそうな歌だ!
(とくにタンゴ!ハッピーバースデーも)
歌いこなす子どもたちってすごい。

この動画でピアノ伴奏しているのが作詞作曲をした森田花央里さん。

先日岡山まで聞きに行った森野美咲さんの東京オペラシティでのリサイタルで、森野さんの詩に森田さんが曲をつけた曲のお披露目があって、それで知ったんです。



このリサイタルも良かった。
オペラシティで企画されてる「B→C」バッハからコンテンポラリーまで。
バッハはともかく、現代音楽は聞く機会もなかったので新鮮でした。
ピアノの内部奏法(鍵盤でなく弦そのものを手で弾いたりする)なんかはじめて見たんですが、面白かったし、緊張感がすさまじかった。
B→C バッハからコンテンポラリーへ 242 森野美咲(ソプラノ)
2022年5月17日[火]19:00会場:東京オペラシティリサイタルホール
[出演]森野美咲(ソプラノ)
[共演]木口雄人(ピアノ)
ブラームス国際コンクール優勝をはじめ、ヨーロッパで活躍する期待のソプラノ。「リセット〜死と再生」をテーマに、生きる喜びと愛へ向かう世界。
[曲目]
クラム:《アパリション》から「ヴォカリーズⅡ─ 召喚」(1979)
リーム:《赤きもの》(1990)から「真紅」
シュテルツェル/J.S.バッハ:御身がともにあるならば BWV508
クラム:《アパリション》から「おいで、愛しく心安らぐ死よ」(1979)
J.S.バッハ:カンタータ第115番《備えよ、わが心よ》BWV115から「祈りなさい、そのような時も」
ヘイグ:《マクトゥブ》から「リセット」(2018~19)
J.S.バッハ:カンタータ第51番《もろびとよ、歓呼して神を迎えよ》BWV51から「もろびとよ、歓呼して神を迎えよ」
森田花央里:はじまり(2022、森野美咲委嘱作品、世界初演)
ロイター:《3つの歌曲》op.61から「あなたの歌が響くとき」(1945)
ウルマン:《5つの愛のうた》op.26から「嵐の歌」
J.マルクス:あなたに愛がふれたなら
アンコール
・アイルランド民謡(木口雄人 編曲):庭の千草
・アイヴズ:メモリーズ
・木口雄人 編:ディーバ達へのオマージュ



数日前に、このコンサートにも行ったのですが、ソプラノの宮地江奈さんと作曲家の宮本正太郎さんのコラボでした。そこで、宮本さんが最近作った合唱曲のソロバージョンのお披露目がありました(谷川俊太郎の詩に曲をつけた「窓のとなりに」)。
宮本正太郎さんは、朝日作曲賞の2021年の受賞者だそうです。

宮地江奈 ミニコンサート
2022年5月25日[水]19:00会場:東京 音楽堂anoano





小さな会場で更に席数も減らしてあって(たぶん40席くらい?)、ハウリングするほどの迫力で歌を聞くことができました。プロの声楽家の声ってすごいですね。

ちなみにこのコンサートできいた曲に中田喜直の「魚とオレンジ」というのがあったのですけど、これがすごく良かった。宮地さんの歌も素晴らしかったし、曲も良かった。
こういう世界があるの触れたことなかったので新鮮でした。

こんなふうに、はからずも合唱曲に触れる機会がありました。





さて、話はちょっと変わりますが、大人が歌う合唱曲や歌曲が難しいのはともかくも、子どもたちの歌う曲がこんなに難しいのは驚きですね。尊敬します!!
まえに、FM福岡の番組で指揮者の小澤征爾さんが、
「今の高校生以下の子供たちの合唱が、コンクールを意識するあまり難曲ばかりをうたうようになっていて良くない」と憂えていたのですが、それがちょっとわかったような。こどもたちには難しくない曲でハーモニーの美しさを実感してほしいというような内容でした。

FM福岡「小澤俊夫昔ばなしへのご招待」





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