昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

三鷹通信(191)三鷹市民大学・哲学コース(4)

2017-05-23 03:34:48 | 三鷹通信
 <暴力・戰爭と哲学>
「暴力はいけません」という漠然とした<正しい>モラルこそが、むしろ暴力の容認と、暴力の圧倒的な非対称性、そしてそれへの無感覚を肥大化させている一つの動きなのです。
(酒井隆史「暴力の哲学」)
 
 
「直接行動的な表現なしには、非暴力はわたしの心にとって無意味です。人は消極的に非暴力であることはできません。・・・非暴力の方法は、どんな形をとるにしても、受動的な無気力な方法でありません。・・・それは、血なまぐさいぶきの使用を伴う運動などよりもはるかに積極的なものです」
 (マハトマ・ガンジー「私の非暴力」)
 
 
 <ネルソン・マンデラ>第8代南アフリカ大統領。若くして南アのアルバイトヘイト運動に身を投じた。
 当初、請願路線だったが、ストライキ・デモ、さらに非暴力な手段の限界が叫ばれるようになり、自らも武装闘争路線に転換。1964年に国家反逆罪で終身刑の判決を受け、27年に及ぶ獄中生活を余儀なくされる。しかしこの間も勉強に励み、解放運動の象徴的な存在となる。
 
 合田正人講師の第一日目から、茫洋とした<哲学>の大海に放り出されたかのようで、とりとめがない。
 さて、1年かけていずれかの島にでも辿り着けるのであろうか?
 甚だ覚束ないが、とりあえず大海原に身をまかせよう。


 <好奇心コーナー>
 
 リオ五輪で14位に終わった福士加代子さん、ふたたび東京五輪を目指すという。
 
 その心意気やよし!

          





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