昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

エッセイ(336)日ロ首脳会談(山口・長門市)の成果

2016-12-15 02:55:33 | エッセイ
 今日・明日と開かれる日ロ首脳会談で北方領土に関する進展は期待できるのか? その歴史を紐解いてみよう。
 ①1956年10月12日モスクワ・クレムリン宮殿、鳩山一郎首相とソ連ブルガーニン首相。同12月、日ソ共同宣言が発動し国交回復。平和条約締結後歯舞・色丹2島の引き渡しを明記。
 ②1993年10月12日、東京元赤坂の迎賓館で細川護熙首相とロシアのエリツィン大統領。4島の帰属問題を解決し、平和条約締結を目指す東京宣言に署名。
 ③1997年11月、橋本龍太郎首相とエリツィン大統領。ロシアのクラスノヤルスクで会談。「東京宣言に基づき、2000年までに平和条約を締結するよう全力を尽くす」ことで合意。
 ④2001年3月、森喜朗首相とプーチン大統領日ソ共同宣言の法的有効性を確認する「イルクーツク声明」に署名。
 ⑤そして今回の安倍首相とプーチン大統領による、山口長門市における首脳会談だ。
 日本から寄贈された秋田県「ユメ」とプーチン大統領。
 彼の言うところの「引き分け」はいかなるものか?
 北方領土引き渡しに合意し、平和条約締結に向けて、何らかの結論を出すはずである。・・・少なくとも来年までには。

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