昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

三鷹通信(135)ミニミニ風みたか散策(1)

2016-03-07 18:10:24 | 三鷹通信
 幹事割当制の「ミニミニ風の集まり」
 前回はS氏による「わが街三鷹市」について語り合いました。
 今回の幹事役G夫妻は、それを受けて「みたか散策」をプランニングされました。
 そして、三鷹市公認のガイドさんが付いたんです。
 まさに「目からうろこ」、三鷹に住んでいる我々にとっても初耳、初見のびっくりポンがいっぱいの散策でした。
 
 

 三鷹駅南口で集まり、冒頭ガイドさんからみんなに質問。
「なぜ、この辺りは細くて長い直線道路が多いんでしょう?」
 
「・・・」
「江戸時代、まだこの辺は荒れ野でした。明暦の大火があって、焼け出された神田連雀町(今の須田町、淡路町辺り)の被災者がここに細長い土地を与えられ、開墾したのです」
「連雀という町名はその名残りか・・・」
「そうなんです。京都に近い方を上連雀、江戸に近い方を下連雀と呼んだと言われています」

「では、もう一問。なぜ三鷹駅に特快が止まるのでしょう?」
「吉祥寺の方が乗降客は多いのにね・・・」
「電車区があるからじゃないの?」
 さすが三鷹に長く住んでいる人から正解が出た。
 
「さらにもう一問。東日本大震災の後、電力不足で<輪番停電>というのがありましたね」
 
「あった、あった。電気のありがたみが身に染みたね」
「ところがこの駅前辺りは停電しなかったんです。」
「そういえば、駅前の雀荘では停電の心配なく麻雀ができたんだよね」とボク。
「市役所の近くも停電が少なかったみたい・・・」
「ここは、やはり<電車区>のお陰なんです」とガイドさん。
「菅首相が近くに住んでるからなんて言う人もいたね・・・」

「さあ、お話が長くなりました、散策にでかけましょう。先ずは<風の散歩道>」
「天気が良くてよかったね」
  
「この散歩道は最高だね。やはり直線で1キロ近くあるんじゃない?」
「桜の時は人出も多いよ」
「玉川上水は太宰治が入水自殺したので有名ですよね」

 ─続く─





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