天然酵母パン ざぱん

『 the pan 』という名前は・・シンプルな素材選びから

懐かしいパン!

2006-11-24 | オイシイヒキダシ
遠い昔のことですが・・・私は部活に明け暮れた高校生活を終えて大好きなパン屋さんで早朝バイトをしましたっ以前HPでも紹介しました(二軒のうちのひとつ)地元のパン屋さん「ポン・デ・ザール」TVチャンピオンにもでたことがあるとか?その頃から車での移動販売や地元百貨店にも卸していたので大きな工場がありました。私はその工場の中で・・・一次発酵からベンチタイムが終わった生地を成型する仕事をしていました!

分割された生地を丸く伸ばしてハムをのせ、くるくるっと巻き天板にのせ発酵器へ戻す→タイマーをかけ二次発酵が終ったら、クープして照りたま。(ハムパン)同様の作業に、ベーコンのパンあり。
また二次発酵までできた生地にタマゴをぬりコーンを軽く押さえながらのせていき、マヨネーズを絞る(コーンパン)その日に作る数によって開けるコーン缶の数も変わるので・・・手のひらに取る量で調整してその日に開けたコーン缶を使い切るのも重要でした。同様に、コンビーフ缶+たまねぎ+黒胡椒もありました~っパン屋さんに行くと、そのままこのmenuは残ってるの。懐かしい~っ私は工場でお世話になっていたので(工場も移転して大きくなりました)店頭に行っても知ってる人の顔はないな・・・寂しいけど20年近く経ってるし

・・・これ(写真)「スクランブル」というパンです!このパン確か9個分?のサイズを、どか~んと作ります。大きく伸ばした生地に苺Jamをぬり用意されたスポンジケーキを中心に置きパン生地で包みます。とじ目を下にして天板に置き、照りたまをして苺Jamを一本まっすぐ絞り・・・これ何ていうのでしたっけ?よくパウンドケーキの仕上げなどにも使うの。これを仕上げにパラパラかけて焼成!一本どか~んと焼けてくるパン「スクランブル」大迫力でした私が今でも気に入ってるのは「ミルクフランス」小さなバケットにミルククリームが入ってるの(これも以前HPでお話ししましたねっ)軽くトーストして温めると中のクリームがほどよくとけて・・・

でも、最近は食事パン♪お米に代われるような粉の味が楽しめるものが好き・・・嗜好も少しづつ変わってきたな~っ。

パンとお留守番

2006-11-23 | 美奈吉のひとりごと。
旗日の仕事は普段より長め。それからパンを捏ねるので焼きあがるのは、いつもよりも遅くまでかかってしまいますぅ。。。私の家族はカレンダー通りの仕事なので本日休日。捏ねたパンと一緒に帰宅すると・・・弟夫婦も来ていて「みんなでご飯食べにいこ~っ」

えぇ・・・っわ、わたしパンがあるから。。。旗日のパン作りは、悲しいかなこんな感じです写真は「胚芽くるみ」パンを分割して丸めたところ。これから30分のベンチタイムを置いてから二次発酵に入りま~すっ

小春日和

2006-11-21 | ★LOHAS★
今日の天気予報は「小春日和」では・・・仕込み水は温めなくても充分でしょっ。そう思ってパンを捏ねましたが思ったよりも発酵時間がかかってしまいました。日が暮れるまでには(気温が下がる一方なので)オーブンに入れたい!その後オーブンの予熱で部屋が暖まり無事に焼けましたっ。低温でゆっくり発酵した今日のパンは、きっと肌理が細かいパンになっていると思います♪夕方から作っているパンは、少し温めてから捏ねたので順調ですっ。そろそろオーブンに入ります

発酵時間が長い天然酵母パンは、その時間をうまく使えばいろいろできますね~っ♪こうやってblogもできるし(キッチンタイマーを横に置いてね)マフラーもこんなに編めました!先日の笑門練習の合間にmuckyの部屋にお邪魔したら・・・昨年のマフラーが解かれていました。昨年解いていた毛糸は、ひざ掛けに変身していました!以前J-WAVEでも「子供の頃、お婆ちゃんが作ってくれたセーター。自分(孫)の成長と共にセーター→ベスト→マフラーと編みなおし形を変えていった」というようなCMがありました。同じ毛糸で、形を変えてまた大切にできるものができるなんていいですよね~っ私は今まで編んだものを解くことが、もったいなくてできませんでしたが・・・充分楽しめたらそうしてみようと思いましたっ

芋餡抹茶巻き

2006-11-20 | 美味しいパンに出合ったよ♪
Pain D'artisan Nicolas」さんの芋餡抹茶巻きパンですっ。抹茶のパン生地で、餡子とほくほくのサツマイモを巻いたパン!トーストしないでも、ほっくり美味しいパンでしたぁ~っ

甘いサツマイモを食べると・・・思い出すのが「かんころ餅」幼い頃、私の家には父の友人(長崎県五島列島出身)が居候していました。その方がご実家に帰ると必ずお母様お手製「かんころ餅」をお土産に持ってきてくださったのですぅ。幼いながらも美味しさは覚えていたので(笑)お餅を切って、ストーブの上に置き・・・焼き色がつくのを亡くなったお婆と一緒によく待っていました。お芋の優しい甘さのお餅、膨らみはしなかったけど・・・もちっとした食感また食べたいなぁ~っ♪


 +++   2006 温々X'mas menu   +++ 
2006.12/23・24・25の予定です。その予約が11/28(火)から電話にて始まります!048(686)3620 以前blogでお話したことだったので、ここでお知らせしておきますね~っ問い合わせのメールもいただいたりしてますが・・・詳しくは直接お店へお願いいたします。X'mas menuでは、普段のざぱんmenuにはないパンを用意したいと思ってますっ。

takakoさんへ・・・もしこのblogを見てくださったら11/2の「路地裏cafe」のコメントを見てくださいね!麹屋さんについて、金子さんからお返事いただいていますっ

程のよさ

2006-11-18 | 美奈吉のひとりごと。
↑まだ紅葉はこれから・・・?


気持ちいい太鼓のリズムも・・・ずっと聞いてると(いいのに)飽きてしまったり。いい感じなのに気持ちがノル前に終わってしまったり。その頃合が大切だな~って思うことがよくあります。打っていて気持ちのいい長さと、聞いていて気持ちのよい長さも違うと思います。その人が、どう感じるかは好みもあるのでしょうが・・・笑門の仲間は、その好みが似ているのかな~っと私は思っています自分たちの好みの音に向かって一緒に歩いている感じ?というのかな。笑門なりの「程のよさ」が一曲になる。

普段接客の仕事をしていても「親切」と「お節介」のラインをいつも考えてしまう(当然)良かれと思ってやったことが、果たして「親切」だったのか「お節介」だったのかと・・・振り返る。気持ちのよい時間を過ごせただろうか・・・お客様との程よい距離感について考える。

食べ物で例えるなら・・・濃厚な味、それを美味しく食べられる量は少しで充分美味しいからといっても、いっぱい食べたら胸焼けしちゃう。だから、その濃厚な一口でも大満足できる!

パン作りも!水加減・・・生地の具合・・・発酵の状態・・・時間では計れない全てその「程のよさ」の見極めだったりするような気がします