マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

京王電鉄バス:三菱エアエロスターM MP218

2021-11-11 23:41:00 | バス・トラック
京王電鉄バス:三菱エアエロスターM MP218


身近なエリアからステップ車が消えて久しいバス事情。
特に意欲をそそるような車両もなくなってしまい、写真を撮る機会もめっきり少なくなりました。

先日、別のネタを整理していましたら、当時大好きだった京王バスの三菱エアロスターMP218の元データが出てきまして、過去ログを調べたらアーカイブしていなかったことに気がつきました。
ほんの少ししかありませんが、ご紹介いたします。


※撮影は、平成19年2月21日、新宿駅西口にて。





三菱エアロスター D39402



三菱エアロスター D39404

当時は既に同型が末期の頃となっており、バスコレ第4弾発売以来ファンとなったため、バス雑誌を見て京王バスにも残党が居ることが分かったことで、どこに居るのか探っていました。しかし、詳細が分からず諦めていたところ、通勤帰りだかに都庁付近で偶然に走っているところを目撃し、慌てて新宿駅で張り込みをし、やっとこの2台のMP218を捕獲することができました。

その後も何回かはトライしてみたのですが、この時以来すっかり見掛けなくなってしまい、おそらくは本当に撤退間近のタイミングだったのかもしれません。

ちょっとのっぺりしたマスクの印象がある同型ですが、この京王塗装はそこを上手くカバーできるデザインと思え、MP218/618の中でも一番よく似合っているように思えました。


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DD1611牽引:臨時快速「いいやま菜の花まつり号」

2021-11-07 01:04:00 | 国鉄・JR快速列車
DD1611牽引:臨時快速「いいやま菜の花まつり号」


JR東日本で最後まで残っていたDD1611ですが、プレスによるとどうも正式に廃車となり、解体処分になってしまうようです。

汎用型のDE10形ですら殆どが廃車になってしまっている時代ですから、国鉄時代に貨物運用が無くなってしまった超亜幹線用のDD16が残っていたことそのものが奇跡。というか、動態保存的な意味合いが強かったものと思います。

過去ログで『DD1611牽引:「パノラマ八ヶ岳号」』で唯一出会った同機の写真をご紹介しておりますが、今回は10年以上前に金町のHさんからご提供いただいた飯山線臨時列車の写真を再編集によりアーカイブさせていただくことにいたしました。


※平成21年5月2日、金町のHさん撮影。


平成21年5月2~4日、長野~戸狩野沢温泉間においてDD16が旧型客車4両を牽引する臨時快速列車「いいやま菜の花まつり号」が運転されました。
飯山線入線ということでDD1611が登板となっています。



桑名川付近にて



森宮野原駅にて



信濃白鳥付近にて

小さなディーゼル機関車が大型の客車4両を従える画は滑稽ながら、大変趣きのある光景です。
元々小貨物用の機関車であり、SGを持たないことから客車列車を牽引することは殆どありませんでした。大糸線では、急行「シュプール」をDE10とプッシュプルで引いた実績はありましたけど。国鉄時代では考えられなかったと思います。

客車そのものがほぼ絶滅状態となっており、長野地区では信越本線ですら分断されてしまったことから、これからの活躍を期待することもできないと思われ、JR東日本も維持困難と判断せざる得なかったことでしょう。

毎度貴重な写真のご提供、ありがとうございます。


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DD16303牽引:チキ工臨
国鉄型ディーゼル機関車:DD1620(大宮工場)

D51498牽引:快速「SLアップル号」

2021-11-03 18:16:00 | 国鉄・JR蒸気機関車
D51498牽引:快速「SLアップル号」


過去ログ『EF6442牽引+12系客車:快速「SLアップル号」回送』で回送列車をご紹介いたしましたが、今回はD51498牽引の本営業列車を少しだけご紹介したいと思います。

このブログではSL列車をアップしても不人気なのですが、今回は記録ということでまとめておきたいと思います。



平成6年11月3日 豊野~牟礼間にて



平成6年11月4日 三才~豊野~牟礼間にて



平成6年11月5日 豊野~牟礼間にて

D51498が12系客車を牽引する臨時快速「SLアップル号」で、1日に片道2回が運転され、それぞれ1号と3号が付されていました。
過去ログでご紹介のとおり、往路は補機無しでD51単独の牽引となっており、返しの回送はEF6442が牽引し、D51はぶら下がりとなっていました。

初日から最終日の3号往路まですべて撮影していますが、あまり良いロケーションでの写真も撮れなかったので、愛称に関連してリンゴメインの画才としています。

1枚目は初日の1号と思われます。下り列車は朝から逆光となり、煙たさもあってスッキリ撮れませんでした。

2枚目は沿道からの俯瞰写真。自分ではロケが苦手なので、同行の仲間に着いて行っただけ。撮影区間が曖昧です。有名な場所らしく、多くの撮影者が居た記憶があります。
山間部で陽が当たらないのですが、手前には数少ない紅葉があり、さらに昇った煙に朝陽が反射し、良い感じなりました。

3枚目は最終日の3号だったかな?
もう撮り飽きたので遠くのリンゴ畑から失礼して、誰も撮らないような創作写真にしてみました。
ちょうど地主さんもSLを見に来ており、撮影のお断りをし、世間話をしながら列車を待ちました。落ちたばかりと思われるリンゴをいただき、その場でかじりました。農薬を使っていないのか、洗わないでも食べられるリンゴは熟して美味しかったと記憶しています。

この区間も既に3セク化されてしまい、今後はこのようなイベント列車も望めないでしょう。


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