マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

国鉄 直流型電気機関車:EF581

2016-10-20 00:23:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
国鉄 直流型電気機関車:EF581


EF58シリーズです。


初回はまずトップナンバーから。





昭和52年頃 品川駅にて 荷35レ

品川駅で、東海道・横須賀線下りホームと新幹線の間にあった発着線にて。
当時はそれほどEF58に興味を持っていませんでしたが、やはりトップナンバーとなれば別格です。地元では50番代以降しか見ることができなかったので、若番車にはどうしても反応してしまいます。

当時、有名だったような話を聞くEF58重連仕業の35列車。その次動でEF581が連結されているのが見え、慌てて撮ったものです。



昭和58年6月29日 浜松工場留置線にて

次に逢ったのは廃車回送された後の浜松工場留置線でした。
廃車送りになった飯田線の旧国を押さえに訪れたのですが、そこに居たのはEF58の1号機と5号機でした。
既に何機かは廃車になっていましたが、やはりトップナンバーや60号機の廃車はショックでした。




E4系:東北新幹線 「Maxやまびこ」

2016-10-17 11:53:00 | 新幹線
E4系:東北新幹線 「Maxやまびこ」


200系新幹線の老朽置き換えに際し、伸び続ける需要に対応するため平成9年12月から導入された2階建て車両がE4系です。
投入は需要の伸びが顕著であった東北新幹線で、着席機会の確保と言う観点からであったようですが、私が知る限り、一番本領を発揮していたのが上越新幹線高崎~東京間の通勤対応であったように思います。とにかく朝の上りは16両編成でもデッキに立席客が見えるような状況でした。

東北新幹線の「やまびこ」を中心に運用され、200系の撤退に伴って座席の確保が必要になった「つばさ」併結の「やまびこ」はすべてE4系化するなど活躍していましたが、E2系やE5系導入で最高速度が向上したことにより、制限の掛かるE4系は平成24年9月をもって東北新幹線大宮以北から撤退することとなってしまいました。、



平成24年8月25日 E3系+E4系 「つばさ129号+Maxやまびこ129号」

E4系16連が東北新幹線から撤退し、「つばさ」併結の「やまびこ」もE2系に置き換えられるというアナウンスがあり、ついでですが撮影したものです。

元々このスタイルは好きではなく、塗色更新が行われるにあたって多少は撮影しましたが、「Maxやまびこ」として撮ったのはこの時だけだったようです。




平成15年、イベントの仕事があって仙台へ。帰路は上司と共に帰京するのが嫌だったので、1人でのんびりと「やまびこ」で帰ってきました。その際に利用した「Maxやまびこ124号」の指定席特急券です。
「エースマイレール南東北」という企画商品のため、券種は〇契の「乗車票」となっています。

当時はまだ喫煙車両の設定があり、上りの遅いタイプでもあったため、同車の1階は貸切状態でした。



平成20年8月2日、東北新幹線 小山駅にて

400系「つばさ」を撮りに行った際、併結列車として記録したものが動画で残っています。
写真も何枚かは撮ってありますので、『400系:新幹線「つばさ」』もあわせてどうぞ。

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14系寝台客車:寝台特急「北陸」

2016-10-15 01:08:00 | 国鉄・JR特急列車
14系寝台客車寝台特急「北陸」


昭和50年3月、それまで上野から北陸方面へは夜行特急が存在しませんでしたが、
全車寝台の急行「北陸2号」を特急格上げし、寝台特急「北陸」が誕生しました。
同じく、東北本線でも上野~盛岡間の急行「北星」寝台特急「北星」となり、いずれも共通の20系客車で運転開始となりました。
ちなみに、季節列車の急行「北陸1号」は、定期化されて急行「能登」として存続しました。

ちょうどこの頃から20系客車の急速な老朽化が進み、全国のブルートレインが廃止等整理される中で、余剰となった14系や24系客車の転配が活発になっており、昭和53年10月ダイヤ改正において、寝台特急「北陸」は14系寝台客車へと置き換わりました。



平成21年月7月4日 北陸 西川口~蕨間にて

大幅な遅れで上って来た「北陸」。
別の列車を撮っていたので、前頭を撮ることが出来ず、後部だけ撮っておきましたが、考えてみたらマークのイラスト化後にスハネフ14「北陸」の写真を撮ったことが無く、走行中のものとしては最初で最後のワンショットとなってしまいました。



平成22年11月20日 尾久車両センターにて



平成24年11月10日 尾久車両センターにて

寝台特急「北陸」は、平成22年3月改正で廃止されてしまいました。
それでも14系客車は直ぐに廃止されることが無かったので、その後の尾久センターの公開では展示に使われていました。
団体列車への使用や保存運転も視野に入っているのかと思われましたが、その後は意外と呆気なく解体されてしまいました。



平成20年11月22日 スハネ14756 尾久車両センターにて

特急「北陸」は、対富山・金沢におけるビジネスマン需要が高いことから、乗車時間が短いにもかかわらず、個室やシャワールームを設備した車両が改造により誕生しています。
14系B寝台では簡易個室のカルテットを除いて唯一の試みであり、A寝台においても個室車両が用意されました。
私も1往復のみ乗車したことがあります。



昭和54年5月頃 蕨~西川口

寝台特急「北陸」は20系寝台客車により運転が開始されましたが、20系寝台客車が陳腐化して来たためこれを急行列車に転用し、昭和53年10月改正で寝台特急「北星」とともに14系化されました。
寝台特急のテールマークのイラスト化は電車特急より1年ほど遅れたため、写真ではまだ文字マークとなっています。もちろん、まだB個室寝台など想像もつかなかった頃です。




平成27年11月14日 カニ24 尾久車両センターにて

最後に有り得ない画像です。
14系客車のいなくなった尾久車両センターでは、あろうことかカニ24500番代のマークを「北陸」にして展示されました。
20系→14系しか使用されなかった同列車にとっては、全く未知なシチュエーションでした。



583系:団体列車 秋の大曲花火大会臨

2016-10-10 00:40:00 | 国鉄・JR団体・臨時列車
583系:団体列車 秋の大曲花火大会臨


平成28年10月、昨年に引き続き「大曲花火大会」臨が運転されました。

昨年度はどうだったか忘れてしまったので過去ログを検索したところ、『583系:団体列車 大曲花火大会臨』のとおり、今回の記事は必要ないと思われるほど同じ内容であることに驚いてしまいました。



平成28年10月9日 9814M 583系 秋の大曲花火大会

レーダによると、間違いなく雨模様。家を出る時間までは大丈夫だったのですが、列車通過10分くらい前からポツポツと降り出し、昨年と同じような絵面。ポジションがやや違っただけでした。
ヘッドマークも同じ「臨時」。今回はコントラスト注入してクリアにしてみました。

今回は運用変更があったようですが、まさかの事態に気が付くことなく、返しの回送も待ちました。
が、時間になってもやって来ず。結構な降りの中もう一度ダイヤ情報を確認すると、なんと尾久入庫になってました。

その後の情報で、またも岩倉高校が貸し切り、夕方に北へ旅立ったようです。
返しの時間は変わっていましたが、何から何まで昨年と同じシチュエーションでの出来事となってました。



E3系2000番代(初期塗装):山形新幹線「つばさ」

2016-10-08 23:39:00 | 新幹線
E3系2000番代(初期塗装):山形新幹線「つばさ」


2014年(平成26年)4月頃から新塗装への切替えが始まった山形新幹線。
あれから約2年半、平成28年10月をもって旧塗装車の運用が終わることが発表されました。

現在は、400系「つばさ」と置き換えに誕生したE3系2000番代が主力となり、山形新幹線の新庄延長開業の際に増備されたE3系1000番代が使用されています。
車両そのものの置き換えになる訳ではありませんが、開業以来伝統であったシルバー車体が消滅するということで、ここで一旦アーカイブしておこうと思います。







平成24年8月25日 E2系+E3系 「やまびこ124号」+「つばさ124号」

個人的な好みの問題ですが、この2000番代の顔ってイマイチ好きになれず、間には撮ったことがありませんでした。撮影時期から見て塗装変更が発表された後であり、別の撮影をしていて”仕方なく撮っておいた”ような状況でした。
同編成がSuicaラッピングであったのはラッキーでした。





平成26年3月9日 E3系 67編成 「つばさ139号」







平成26年3月9日 E3系 「つばさ138号」



平成26年6月14日 E3系 「やまびこ127号」+「つばさ127号」





平成26年6月14日 E3系 「やまびこ172号」+「つばさ172号」

駅撮りばかりなのでショボイ写真ばかりでした。
福島以遠の景色の良いところで撮れば絵になるんでしょうが、在来線時代の板谷峠を知る身となれば、今さら訪問する気にもなかなかなれません。