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475系:北陸本線 普通列車

2014-10-26 21:46:00 | 国鉄・JR普通列車
475系北陸本線 普通列車


北陸本線の普通列車ですが、昭和60年度まではEF70形牽引による旧型客車で運転されていました。昭和60年3月ダイヤ改正において、旧型客車の老朽化及び都市型ダイヤ実施に伴い、特急格上げで余剰になった急行型車両である475系(457系を含む)や581系・583系改造の419系に置き換えられました。

あれから間もなく30年になりますが、平成25年3月14日、北陸新幹線開業に伴う在来線の3セク化により北陸本線の輸送体系も大きく変貌することとなり、ここに475系が承継されないことが決定しているようです。

北陸本線で普通列車として長きに亘って活躍してきた475系電車は、導入時の赤電塗装から2代目となる塗装のままここに終焉を迎えることになります。その活躍は、本来の目的である急行列車としての活躍期間の2倍にも及びました。





今庄駅にて 318M

ちょっと遠目で不鮮明なのですが、クハ455-61+モハ456-19+クモハ457-19の編成のようです。クモハ457は、交直流型急行電車の最終版で、広域移動を考慮して50Hz・60Hz共用の万能車として製造された車両です。新製時からの冷房車で、AU13×5搭載、モハ456のパンタ部にルーバーが無いのが特徴です。





南今庄駅にて クモハ475-50ほか6連 239M

前編成は、クハ455-63+モハ474-50+クモハ475-50の編成のようです。
こちらは竣工時に非冷房で製作されており、後に冷房車に改造されています。クーラーはAU12を6個搭載しています。比較的に早いうちに改造された車両のようです。
後編成は残念ながら番号が読めません。もしかしたら、前述のクハ455-61を併結している可能性もあります。





いずれも金沢駅にて クモハ475-46ほか

復刻塗装されていたクモハ475-46+ モハ474-46+クハ455-60の編成です。
いやしくも金沢に着いた朝と、撮影を終えて金沢に帰って来た時に偶然に遭遇しました。

北陸には4度撮影に行ったことがありますが、475系の普通列車に遭遇できたのは平成20年4月22日に訪問した時だけであり、写真もこれだけしか残っていません。
この時は419系も運用されていたため、普通列車の本数の少なさも相まって、走行写真がまとめられたかったのは残念です。

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