マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

415系1500番代:常磐線・水戸線

2016-04-09 23:21:00 | 国鉄・JR普通列車
415系1500番代:常磐線・水戸線


2016年3月ダイヤ改正において、常磐線・水戸線に残っていた415系1500番代が全面撤退となりました。これも事前の情報では全く知らなかったので、改正後の情報で初めて知りました。

415系1500番代は、常磐線の401系・403系の置換え用として国鉄時代末期に登場した車両で、機器類は415系と共通性を持たせたものの、車体や足回りは当時製造されていた211系に準じたものとなり、従来の415系とは全く違ったスタイルとなりました。

製造当初は常磐線だけへの投入を予定していたようですが、その後九州地区へも投入されました。

製造されてからまだ25年を超えたところであり、ステンレス車体であることから寿命はまだまだと思われますが、メンテナンスフリーや省エネ化も関係でしょうか、思ったより早めの引退となってしまいました。



平成20年8月9日 550M 佐和~東海間にて



平成20年8月9日 551M 佐和~東海間にて



平成20年8月9日 佐和~東海間にて

撮影会にて。既に土浦以南の運用からは撤退していたので、来るモノは撮っておく、と言う感じでした。



平成20年8月9日 水戸駅にて

これは水戸駅での撮影ですが、小山へと発車していった水戸線の列車です。



平成21年4月26日 勝田=水戸間にて

娘の水泳大会の遠征に行ったときに撮ったものです。



平成25年3月10日 内原~赤塚間にて

これも撮影会の時に撮った写真。
水戸線からの普通列車でした。

常磐線の普通列車は、昔からあまり撮ったことがありませんでしたね。
特にこの1500番代は新しい車両と言うイメージがありましたので、上野口から撤退した後にそこそこ、といった枚数しかありませんでした。



平成元年3月12日 大甕~勝田間にて

最後に1枚だけ。
15連化の際に不足となった車両を補うため、1500番代、1600番代に少数ながらサハが誕生してます。
1500番代は最終的に4連に戻す計画があったようで、このように1500番代4連の間にT1501と鋼製モハユニットを挟んだ編成がありました。また、鋼製415系6連にT1601を挟んだ編成もあり、鋼製+ステンレスの混成が少数ながら見られました。

この撮影の時も415系は全然撮影しておらず、これだけは混成だったので撮っていたものと思われます。編成も最後部まで入っておらず、慌てて撮った様子が覗えます。


JR九州では現在も鋼製車・ステンレス車が残存していますが、新車の投入も徐々に行われており、それほど寿命は長くないかもしれません。



最新の画像もっと見る