マル鉄・鉄道写真館

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JR東日本 DE101202:越中島支線チキ工臨

2021-06-03 08:08:00 | 国鉄・JRディーゼル機関車
JR東日本 DE101202:越中島支線チキ工臨


先日アップいたしました『JR東日本 越中島支線:DE10牽引 チキ5500×4』で牽引に当たっていたDE101202。

国鉄時代は弘前機関区に長く籍を置き、国鉄時代末期から民営化後の平成9年3月までは新庄機関区に配置されており、山形新幹線改軌工事により陸羽東線経由となった寝台特急「あけぼの」の牽引にも当たっていたようです。

その後、宇都宮機関区に配置換えとなり、主に田端~房総方面の工臨や臨時列車等の牽引に使用されていました。





平成24年9月28日 越中島支線にて DE101202牽引 チキ工臨

JRになってから房総方面では殆ど見たことのなかったDE10。たまたま撮影したのが1202号機でした。

この写真を撮った1年後の平成25年9月に廃車になったしまったようです。

しかし、ネットで検索を掛けてみると、その後、岡山や九州で撮られた写真が見受けられます。
調べてみると、JR東日本で廃車になって早々、JR貨物が買い上げたようで、遠く離れた岡山機関区へ配置され、主に米子地区などで活躍していたよう。
さらに、翌平成27年5月には門司機関区へ転属となり3年弱程活躍、平成30年頃まで活躍していたそうです。

北国生まれの1202号機は、廃車の難を逃れて長生きし、最終的には南国九州で活躍した異色のカマのようです。


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