マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

小田急電鉄 60000形MSE:特急「あさぎり/えのしま」

2018-03-12 20:28:00 | 私鉄(大手)
小田急電鉄 60000形MSE:特急「あさぎり/えのしま」


複々線化完成による大きなダイヤ改正を迎える小田急電鉄。
列車の運行体系が大幅に変わる中で、ロマンスカーの運用も意外と動きがあるようです。
この中でも一番の話題は、GSEの営業運転開始やそれに伴うLSEの引退の足音が聞こえるなどもありますが、地味な変更として御殿場特急の「あさぎり」が「ふじさん」へと名称変更されるというのがあります。

列車そのものの存在は60000形MSEのままであり、行き先等も変更されないので地味な名称の変更だけ、ということでもありますが、長年親しまれてきた「あさぎり」という名称が無くなってしまうショックは結構大きいものであります。

さらに、土休ダイヤのみに設定されていた「えのしま」との併結運用も、平成30年3月のダイヤ改正で消滅してしまうということです。
特に小田急の併結特急では、併結列車の名称を合わせて表示しているので、見た目にも判りやすくなっています。


変更直前の付け焼刃な撮影でしたが、記録として撮影しておきました。


※撮影は、平成30年2月17日、新宿駅にて。




先発の特急が発車すると、掲示板の案内が更新されます。
この表示も改正を迎えれば表示されることは無くなります。



特急「あさぎり11号/えのしま11号」

「はこね」の」折り返しとなりますが、到着時点でヘッドマークは切り替えられて現れました。




暗くて判りづらいですが、ヘッドマークのアップです。小さくて走行写真での視認性は悪くなりますが、暗い場所ではくっきりと映ります。




横サボはそれぞれの列車名のみが表示されます。号数も表示されるので、記念撮影にも重宝されそうです。




小田原方の先頭です。こちらは暗くて撮りづらいのですが、壁面に描かれたGSEとの並びが面白い対比だったので記念に撮っておきました。


特急「あさぎり」としての運行は今週いっぱいまでありますが、この併結特急「あさぎり/えのしま」は土休日限定の運用であるため、平成30年3月11日で既に運用を終えています。
また、今改正でこの併結運用も解消してしまうため、「ふじさん/えのしま」というような特急の出現もないようです。※この先に誕生する可能性が無いわけではない?