マル鉄・鉄道写真館

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E217系:快速「エアポート成田」

2018-03-04 03:19:00 | 国鉄・JR快速列車
E217系:快速「エアポート成田」


平成30年春のダイヤ改正が近づいてきました。
JR東日本だけが走っている地元では、ダイヤ改正で大きな動きが起こるようなネタは既に無く、やはり車両の交代があるくらいにしか見えなくなってきました。

そんな中、名称として消えてしまうものがあります。
横須賀線~総武本線・成田線を直通し、成田空港へ向かう快速「エアポート成田」です。

従来から、列車名称は上下ともに同じものを用いることが通例であり、臨時列車のように行先や運転形態から上下列車で名前を使い分ける例はあるものの、この「エアポート成田」のように片道にしか名称を使用しないという例はあまり存在しないと思われます。

2020年東京オリンピックを控え、首都圏を中心として来日外国人に理解してもらう(誘導する?)ために分かりやすく施設の整備や列車名の変更を行う例が活発になってきました。
日本人には理解しやすい「エアポート成田」という愛称であっても、外国人からすれば「RAPID FOR NARITA-AIRPORT」の方が単純で分かりやすいのかもしれません。



平成20年5月3日 物井~佐倉間にて 1545F



平成20年5月3日 物井~佐倉間にて 1589F

初めて撮影したE217系快速「エアポート成田」。
教えられるまで愛称が表示されていることさえ知りませんでした。



平成22年7月17日 西船橋~船橋間にて

253系「成田エクスプレス」の最終日を撮影に行った際に捉えたもの。
愛称は表示されているものの、小さいうえに薄暗いブルーカラーであるため、昼間でその表示を明確に捉えるのは非常に難しい。



平成22年10月8日 市川駅にて 1069F

現場回りの際、たまたま横浜から乗車した列車が快速「エアポート成田」でした。
下車した市川駅で後部のみ強引に撮影。このくらいの大きさだと愛称がハッキリします。
この頃までは、未更新車と更新車が混ざっていました。



平成29年12月18日 東京地下駅にて 1634S

月日は流れ、愛称消滅のアナウンスにより記念写真を撮影に東京地下駅へ。
油断していてバッテリー切れになってしまい、電池を温めてなんとか1枚のみ撮影。
発車のためドアが閉まり始めているが、列車番号は横須賀線のまま。直し忘れか?



平成29年12月18日 東京地下駅にて 1635F

バッテリーを十分に充電し、翌日にリベンジ。
今度は落ち着いて、ズーム調節もしながら理想の大きさで撮影。




もう1本の「エアポート成田」を待って、横サボも撮影。この表示もまもなくお別れです。