マル鉄・鉄道写真館

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京浜急行電鉄:2000形

2018-03-06 23:36:00 | 私鉄(大手)
京浜急行電鉄:2000形


残り2編成まで減少していた京浜急行電鉄の2000形ですが、先日、平成30年3月で引退とのプレス発表がありました。

昭和57年~62年にかけて72両が誕生し、2ドアクロスシートを活かした快特・特急運用に活躍しました。
平成10年に後継の2100形が誕生すると、2000形は3ドアに改造されて格下げとなり、平成12年8月をもってすべて2100形にその座を譲ることになります。
その後は3ドアで急行や普通列車で活躍を続けてきましたが、新1000形の導入によりその数を徐々に減らし、とうとう全廃されてしまうことになりました。



平成20年1月5日 六郷土手駅にて 2421

初めて撮影した2000形は4両編成のローカル運用でした。
ここに来た目的は京浜急行の撮影ではなく、終焉が迫ってきた寝台特急「富士」はやぶさ」を撮影するためでした。言わばついででした。



平成24年11月13日 京急川崎駅にて 2041

2度目に捉えたのは4年以上のブランクがあり、現場仕事で大師線への乗り換えで下車した京急川崎駅でした。


デジカメを導入するまでは、京急には全くと言って良いくらい縁がなく、写真も撮ったことがありませんでした。
そんなこともあって昭和の記録が全くありませんが、それでも現場回りの仕事や撮影のために京急沿線を訪れたことは何回もありました。それでも2000形が空港線運用に徹していたためか本当に逢うことが無く、記録できたのはたったこの2枚だけでした。

この春、2000形や他のラッピング車両などを絡めて撮影に行きたいと思っていた矢先、引退の発表があったためもう諦めざる得ない状況となってしまい、非常に残念な思いです。
せっかく復刻した特急塗装は実物を見る間もなく、引退となってしまいそうです。