マル鉄・鉄道写真館

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EF641051牽引:団体列車「カシオペアクルーズforあきた」

2013-10-07 00:18:00 | 国鉄・JR団体・臨時列車
EF641051牽引:団体列車「カシオペアクルーズforあきた」


平成25年も昨年に引き続き団体列車「カシオペアクルーズ」が運転されました。
毎年検査に入場するための運転休止期間を利用したこの企画、相変わらず高価で手も足も出ない設定です。それでも完売になるのですから、金と時間があるまだまだ元気のある方が沢山いらっしゃるんですね。

今年の設定は4コース設けられており、往路はすべてのコースが上野~秋田となっており、2日目以降は各コースで行動が分かれ、3日目はコース別に秋田・大舘・弘前と乗客を拾いながら早朝の前沢までの乗車となります。ここで観光後、一ノ関から最終乗車となり、昼食を楽しみながら昼行の乗車となるようです。
この行程を見る限り、肝心の「カシオペア」内で宿泊するのは1泊のみ。それ以外の2泊はホテルになっており、鉄道ファンからすると勿体無い感じもしますが・・・

昨年は出発が金曜日の朝であったため、仕事で撮影することができませんでした。
今年は1日ずれて土曜日が出発となったため撮影することができましたが、朝から雨となり自由度がなくなった分、ちょっと残念な結果となりました。


※撮影は、平成25年10月5日です。



EF641051+EF81133 9011レ 団体列車「カシオペアクルーズforあきた」

上野7:55発、今回も上越越えの補機を兼ねてEF64が前頭に連結されました。
遠目にも昨年にはなかったヘッドマークが見えたのですが、背後から迫るライトに焦ってしまい、本来は下の写真の構図1発で仕留める予定が、望遠側にしてしまいました。
実際には本線だったので、カブりの心配はなかったですけど。

いつもならクリアな画像にするためコントラストを注入しますが、この写真だけ悪天候を表現するためにコントラストは入れませんでした。




こちらは比較のためにコントラストを注入してみました。
昨年はEF8195でしたが、今回はEF81133でした。
しかも、今回はヘッドマーク付きとなりましたので、帰りの133号機は「赤いカシオペア」が確定となったわけです。昨年は虹ガマでもヘッドマークが付かなくて残念な思いをしました。




ところで、今回の運転でEF64に初めて「カシオペア」のヘッドマークが取り付けられたわけですが、EF510で運用されるヘッドマークは取り付け方法が違う筈?
※ちなみに、EF81は昔ながらのステーを改造している?

そこで、ヘッドマークをアップにしてみると・・・
昔ながらの吊り下げ金具による方法のようです。ただし、上部締め付け部の脇になにやら怪しい器具が取り付けられているようです。




これを現在の「あけぼの」のヘッドマークと比較すると、現状においても形状が違うことが判ります。このことから、おそらくは何らかのアタッチメントを介して取り付けられていると思うのですが、何故このように形態の違うヘッドマークを用意したのか謎です。EF81もアタッチメントが必要になってしまうわけで・・・。


帰りの「カシオペアクルーズforあきた」が上野に着くのは8日火曜日の夕方。
平日なので休暇を取らないと撮れないのですが、大宮で17時過ぎとなりますので、地元で撮るのは現状の太陽の位置からしてもかなり難しそうです。
まあ、万が一仕事を早帰りできて撮れるようなことがあれば、ここに追加記事を載せたいと思います。

それにしても、今まで何度か走行実績のあるEF641000牽引の「カシオペア」にヘッドマークが取り付けられたことは快挙です。

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