シキ１０００：大物車

シキ１０００：大物車


シキ１０００は、昭和５０年から製造された特大貨物輸送用の貨車（大物車）です。
それまで製造された大物車は速度が積載・空車回送問わずに最高速度６５km/h以下に抑えられてしまうなどの制限が多かったため、シキ１０００は速度向上に留意して製作されました。そのため、制限速度が７５km/hに向上し、他の貨物との混成も可能となりました。



平成２３年２月１９日　シキ１００１＋１００２

珍しく地元を通ったシキ１００１＋１００２。
台車は２軸ボギー×４の８軸となり、大物車の中ではコンパクトですが、それでも全長は２４，４００mmとなっており、新幹線１両分と同じくらいの長さがあります。

製造当初は日本通運の私有貨車となっていましたが、後にＪＲ貨物が購入し、現在に至ります。



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