ステージおきたま

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菜の花座『ダンスホールMitsu』本番に向けまっしぐら!

2022-06-23 15:24:41 | 菜の花座
 あと3日!いよいよ後がなくなってきたぜ。
 1カ月前から週3日の稽古が先週は週4になり、ついに本番ウイークは休みなしで突っ走る。
 やっとやっと、全員そろっての稽古、これで3回目くらいか?出番の多い役者は若手、どうしても仕事が忙しく、絡みのシーンが稽古できない。うーん、辛いところだ。
 でも、自分の時間に精いっぱい努力してくれているようで、少ない合わせでセリフも動きも入っている。そこは若さだな。
 役者揃えば、優先順位は決まってる。そう、集団演技シーンだ。一つはダンスホールでのダンスシーンだ。大正時代のホールの雰囲気を再現しつつ、見飽きないコミカルな演出も組み込んでいる。にぎやかで猥雑な雰囲気を生み出すためには何度でも繰り返すしかない。
 もう一つは悪役と女たちの対決シーン。舞台経験2年目という新人を大役に抜擢しただけに、幾度となくダメだしし続ける。なんか、いじめでるのか?なんて錯覚に陥ることもあるが、ここは何と言ってもクライマックス、頑張ってもらうしかない。
 暴行シーンも難儀している。なんでそんなに下手なのか??まるっきりおままごとか、じゃれいあいじゃないか。本気で殴ったり蹴ったりしていいよ、女性のパンチや蹴りなんて男のみぞおちにゃ大してダメージ与えやしないんだから。って、いくら言っても、ダメなんだなぁ、そっと撫でるようにしか手が出ない。
 思うに、他人との接触を避ける習慣が身に着いちまってることと、映画やドラマでファイトシーンを見慣れていないからなんじゃないのかな。高倉健さんで育ったこっちとは氏も育ちも違うってことだ。年甲斐もなく、アクションシーンの実地指導までしちまったぜ。
 ステンドグラスがはめ込まれた柱、なんて無理筋をねじ込んだのに、道具係りさん、見事作り上げてくれた。昨夜はそのお披露目。実際に中に灯りを仕込み、室内暗転して、点灯!期せずして感嘆の声が上がるほどの出来栄えだった。ステンドグラス部のデザインが異なる3組6本の柱が舞台を彩る。これは絶対見ものだな。
 頭を抱えていた仮装パーティーの衣装も、4人の男、それぞれが、個性豊かな扮装を考え出してくれた。どんな?ってことにゃ答えられないけどね。
 まだまだやり足りない部分はたっぷりあって、気ばかり焦るが、稽古がみっちりできるのはあと2日。それからは仕込み、リハーサル、ゲネプロと進んで本番だ。腹括って、やれることをとことんやり通すしかないかな。
 って、ことで、菜の花座第47回公演『ダンスホールMitsu』

 6月26日(日)13時半開場、14時開演だから。

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