ステージおきたま

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いよいよ本番!『フェイクVsフェイク』

2022-11-19 23:20:08 | 菜の花座
さぼり続けてたら、おっとぉ!もう本番だぜ。菜の花座第48回公演『フェイクVsフェイク』、明日に迫ってた。

いくら演出任せたからって、仕込みの手伝いにも行かない、なんて不義理は許されない。せめて、前日と当日、できることはさせてもらおうじゃないか。
仕込みでお役に立てること、照明のお手伝いか?今回、新しく照明担当を抜擢した関係上、サポートしないわけにゃいかない。
慣れない仕事、いんや、実は初めてなんだが、色作りを調光室からフェーダーの上げ下げでバックアップすることにした。できるんかい?そんなこと、年寄りに。こんな機械だぜ!

無理やり照明担当に押し上げたAさんへのせめてもの声援ってことで、頑張るしかない。
まずは、スタッフさんの言われるままに、フェーダーを上げ下げして、当たり合わせ。ふー、なんとかここはやり過ごせたぜ。
問題はその後の色作りだ。
照明さんの意図を汲んで、シーンの明りを作るんだが、これがなかなか・・・。頭の回転がとんでもなく鈍くなっていた。どのフェーダーにどこの灯体がパッチされてるか、いつまで経っても頭に入らない。えーと、えーと、で調光卓の上を指が彷徨うばかり、時間はどんどん経過して、焦りに焦れども、作業は進まぬ。
見かねたスタッフさんが、横からアドバイス、のはずずが、いつの間にか、主導権は彼女に移っていた。やれやれ。
頭はぼっと真っ白け!脳の神経伝達は停止状態。いいや、お任せできるとこはお願いしよう、なんて、年寄りの図々しさで、押っ付けて、なんとかかんとか、明かり作りを終えた。
押しに押した夕食後、まずはフィナーレのダンスの稽古。ここで、一気に覚醒したぜ!
だってなぁ、元気ないんだもの。一発かましてやって、自由に伸びやかに踊れるように気合いを入れた。うん、そうやって、ダメだしすると、こっちも大いに奮い立って、演出担当してた時の元気が蘇って来た。
うーん、やっぱり、演劇は関わらなきゃダメだな。高みの見物、なんて出来ないものなんだ、次回は絶対、最後まで仕切ってやるぞ!って息を吹き返した本番前日だった。
うん、芝居ももちろん、面白かったしな!

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