ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

脱穀終わった!おでんに救われた!!

2017-11-03 09:10:06 | 農業

 一人脱穀1反歩、終わったぜぇ!予定通り?な、わけないだろ。いざ始動!って意気込んだら、ガソリンかすかす、ヤベッ途中で切れる!って、慌てて買いに行ったり、台風でへし折られた杭の稲束は湿ったままだったり、まっ、想定外は付き物ってことよ。

 4時終了のはずが、終わってみれば、大慌ての5時半。やれやれやっぱり掛かるもんだ!出足躓いた分、昼飯休憩は最小限の20分、料理なんてしちゃいられないさ。あるものかっ食らって、田んぼに舞い戻るばかり。

 ここでお役立ちが作り置きしてたおでんさ。今週は夜回り先生ならぬ夜回り演出家、月曜は芸文祭コントの稽古、火、木、土は菜の花座『ニャン婆と時之助』秋田公演稽古、水曜日はシニア6期生、そう、毎晩出て歩く。こりゃとてもじゃないが、ゆったりのんびり夕食の準備なんてしてらんないだろ。で、おでんさ。大きな土鍋に一杯、作り置きして、温めて食べる。

 これが、脱穀仕事のせわしい昼飯にも役立ったってことなのさ。飯は残りの冷や飯、と思ったら、朝食ってしまって、ない。今さら炊いてなんていらないぜ、どうする?うどんとか蕎麦茹でるか?そんな時間もったいない。暗くなるまでに作業終わんねえぞ。そうだ、冷凍のごはん食パンがあったっけ、ってことで、これをトースターで強引に解凍しつつ焼いた。

 食パン2切れとおでん!なんちゅう組み合わせだ、笑っちゃうけど、今日に限れば、これベスト。30分弱の休憩で田んぼに戻ってハーベスタのエンジンスタートできた。脱穀作業そのものは、順調に進んで2時半にはほぼ終わった。ほぼね、ほぼ。杭掛けの下の方とかは湿りがひどいので、さらし者のように杭に掛けてかけて最後の最後にこくことにした。

 思いの外時間を取られたのは、藁の後始末。キャリーに積んで道端に積み上げるだけのことなんだが、そろそろ疲れも出てきて、ぐだらぐだらとさっぱり進まない。あっ、忘れ物!なんて家に戻ることも何度もあったり、1列で積める見込みがまるで違って、仕方なく一部を積みなおしたり、なんだかんだ薄暗くなるまでかかっちまった。

 もうダメ、とてもビニールなんて丁寧にたたんでなんていられない。ぐるぐる巻きにしちゃキャリーに放り上げて回収。家に戻ればなんと5時半!飯炊くか?いや、間に合わんだろ、ほんじゃ、またもや冷凍ごはん食パンとおでんだっ!焼いて、温めて、貪り食って、夜間徘徊、いや夜間外出に出発!

 終わるにゃ終わったけど、見込みは外れてぎりぎりまであたふただったし、直会の美酒もお預け!なんか、達成感に欠ける本年度米つくりの終了だったなぁ。

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