ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

芽が出る、穂が出る、命みなぎる!

2022-08-06 15:20:14 | 米つくり
播き直しのキャベツとカリフラワー、きれいに芽が出揃った。

桜の木の下、簡易育苗トンネル、成功だな。あのどしゃ降りにも負けなかった。きっと、桜の枝葉が上を覆って守ってくれたんだろう。ただし、乾燥防止の新聞紙はズタボロでひどいことになってた。その新聞紙の突き抜けて出て来た新芽、生命の逞しさだぜぇ!
ダメだと諦めかけてた初回種まきのキャベツらも意外に持ち直して、半分程度は苗に出来そうだぜ。うーん、見捨てなくて良かった。が、どうしよう、この分だと移植可能な苗が数十本、必要量の倍以上仕上がっちまうぞ。貰ってくれる先を探さなくっちゃ。
イネの方は、ちょっとヤキモキだぜ。黒米は順調に出穂してきているんだが、

ヒトメボレどうしちゃったのよ!?いつもなら7月末から出始めて、今頃8月10日前にはほぼ出そろうってのに、やっと一部で掛かって来たところだぜ。
思うに、種を全とっかえしたからなんだろうな。去年までのヒトメボレがおかしかったんだ。収穫した米に白濁粒たくさん混じってたしな。これが本来の生育のあり方なんだろう。茎数が多い割に穂の長さも悪くない。ちょっと期待できるかな。
茎がパンパンに膨らんで、今にも弾けて出穂しそうなコシヒカリ。1カ月前には背丈ばかり伸びて茎数も足りず葉の色も薄くて、こりゃ初期成育で出遅れたせいと肥料不足かな?って心配していたんだが、なぁに、ここに来てぐんぐん逞しさを増しているぜ。大器晩成、を文字通り実践してるじゃないか。
昨日、一昨日の雨と低温でためらっていたようだが、今日の日差しを浴びて明日には一気に穂が出て来るに違いない。
芽が出る、穂が出る。作物の命みなぎる瞬間だ。日に何度でも見に行ってしまう。命の力が、種の殻を、茎の鞘を押し破って出て来る、その力をたっぷり受け取りたいって思うんだぜ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« やっと、やっと!読み終えた... | トップ | 認知症サポートコント、今年... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

米つくり」カテゴリの最新記事