ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

田植え初体験!

2023-05-22 21:42:32 | 米つくり
やってきました、いよいよ田植え!
人生初の田植えだぜぇ!
新小作人さんたち、覚悟はいいか?
耕耘、代掻き、準備は万端抜かりはないぜ、あとは、皆さんのお楽しみ?お苦しみ?の番だぜ。
田植え機?なんて使うわけないだろ、天皇の御田植同様、手づから苗を植えてもらおうか。
おっと、勝手気楽に植えていいわけにゃいかんのよ。まずは、植える個所を決める線引きをしなくっちゃ。

昔は大型の線引きで一気に1間半分引いてたんだが、今は女性にも気軽に?引けるコンパクト機種にしたから、楽だろ?
ええーっ、そんなぁ!足が抜けないっ!靴が脱げそう!線が曲がってしまうぅぅ!それなら、選手交代。
おお、見事なもんじゃないか、Nさん。
結局、線引き作業は得意なNさんの専業ってことになった。Nさん、腰を屈めての手植え作業が大の苦手、なんて暴露しちゃいかんよ。
7寸角の升目の線が引けたら、いよいよ手植えだ。
我が家の苗はポット苗なので、こんな風に苗箱ごと持ち込んで植えて行く。この腰を屈めた姿勢、これが現代人にはとてつもなく辛いんだよな。
「うわぁっ、こんな苦行させられたら、村から若いもん出て行きくはずだ」なんてわけないだ。この程度の作業、ジジイの俺だって2日も3日も続けられるぜ。鍛え方だょ、なんて言葉はぐっと飲み込んだ。
小さな1枚がどうやら済んだが、まだその下のやや大きめの田には水たまりがある。水が引かないと線が見えない。たまり水が地中に浸透して消えるまでの間、お隣りIさんの助っ人に入ってもらった。
なんか、昔懐かしの光景じゃないか!
その間、Nさんは特殊技能を発揮して、2枚目のやや大きな田んぼの線引きをする。
いつまでも付きっ切りになってるわけにもいかんので、こっちは、機械植えのヒトメボレをちゃっちゃと済ませた。
ここまでで、午前中の作業終了。
遅っせぇ!なんて言わないよ。楽しくやってくれ。時間はたっぷりあるからね。
昼食後、再開。もう、自分たちですべてできるよな。3 aの田は同じ作業の繰り返し、植え方終わったら畔波シートを張り巡らせばすべて終了だから、と、俺の方だって進めにゃならんので、1反部の機械植えに掛かり、珍しくトラブルなし、1時間半弱で植え方終わった。補植の方は明日以降ってことにして、新人さんたちの田植え拝見。
おぉ、終わってるじゃないか。植え方は済んで、畔波シートを差し込んでいる。
あっ、いかん!水尻りをふさがず生かしてもらうよう伝えるのを忘れてた。せっかく差し込んだ1角、やり直し!って、酷い、鬼!って思ったろうな。皆さん、ほぼ余力を使い果たしてたもの。
でも、とにかく終わった人生最初の田植え体験!
目一杯の疲労が達成感をいや増したことだろうぜ。
お疲れさん!



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