ステージおきたま

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期せずして田植え2日目!

2022-05-25 20:33:12 | 米つくり
 今日は余裕だべ。1日で済ますところ、昨日のうちに1枚田植え終わらせてるしな、残るはヒトメボレ+満月モチの1反3畝とコシヒカリ3畝だけ、楽勝楽勝!午前中に終わるぜ。
 不良品の苗箱、我慢して使うの止めたしな、田んぼも水がたまった状態で田植え出来そうだし、まっ、突発事態要素はまるでなしだぜ。
 以前は全部の田、手植えでやってた!あり得ねぇぇぇ!夫婦二人じゃ無理無理、都会から助っ人・援農来てもらってたんだ。その時の記憶が残ってんだよなぁ。
 大勢で手植えするには田面に格子の升目を線引きする必要があるんだが、これは水たまりがあったらできない。無理して引けても、水が濁って植え位置がわからない。手慣れた百姓なら、適当に目星つけて植えられるけど、田植え体験ツアー的な人たちにはそんなプロの技は要求できない。となると、自ずから田はすっかり水を引いてから作業に入る。長年やり続けたこの方法のせいで、田植えは水を干してやるものなんて、とんでもない見当はずれが頭にこびりついちまってたんだ。
 それと、手植えは、まぁ、得意?補植が多くなったって気にしない、いや、気にするけど。そんなこんなで、堅い田んぼで田植え機使う、なんてバカを続けてきてたんだ。
 それが、去年、はたと気づいちまったんだ。田植え機械なんて水があったて平気、って言うより水たまりでトロトロの土の方がお好み!ってことを。
 それと、ポット苗はポット部の土の乾き具合が決め手だってことも。
 要するに、恥ずかしながら、ポット苗田植え機使い始めてかれこれ20年、ようやくにして奥義をものにできたってことなのさ。
 免許皆伝だからさぁ、1反3畝と3畝の2枚、昼飯前だって思って当然、わかってもらえるだろ。
 で、そうは問屋が卸さない、うほっ、年寄りしか使わない表現!結局、なんだかんだ、2時過ぎまでかかってしまった。あっ、もちろん、昼飯前だぜ、飯はおあずけ一気に作業に取っ組んだからな。

 何だかんだの➀、用意した苗が多過ぎた。これまでの不手際からして1枚800株まるまる苗が育つなんて想定外だから、失敗を見越して必要数の1.5倍も準備しちまった。この余分の苗を生かしておくのに、あっちやりこっちやり、炎天下水やりは日に3度、ひどく手間がかかってしまった。
 ②、ゴム長靴を破いちまった!苗をハウスから運び出す際、あちこち打ち込んである鉄製のペグにものの見事に引っかけちまった。あぁ!もう。慌ててのトマト・農業資材店に買いに行った。
 ③、機械作業の傍ら、我が家で面倒見てる小作人?さんたちの田の水の掛り具合の調節に何度か走り回ったり。
 なっ、機械作業は完全なぼっち仕事!苗運びもすべて一人だから、甘く見積もっちゃなんねえのさ。
 って、ことで、田植え機作業終了が2時過ぎ、補植に入れたのが4時近く。あぁ、せっかく、今日中にコシヒカリ1反部についちゃ、完全終了と行きたかったのに!

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