ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

結末は同性婚?

2015-02-25 09:43:56 | 脚本
 書けた!かな?書けた!と思う?多分、書けた?次回菜の花プラザシニア団公演の台本だ。

 ともかく最後まで行ったから書けたことは書けた。でも、制限1時間を大幅に超過して25000文字までなってるから、これから1/5つまり5000文字は削らないといけない。じゃあ、全然完成じゃないじゃない。そ、そう、その通り。でも、文字数オーバーだってなんだって、ラストシーンまでたどり着いたってことは大きいんだ。とりあえず物語としての体裁整ったわけだから。後は饒舌に書き飛ばしたギャグなんかを、情け容赦なくずばずば切り捨てていけばいいわけ。ちょっと残念。足りないよりははるかに楽な作業だ。

 実を言うと、後半、この芝居の見せ場の部分をどう作るかで壁にぶち当たって停滞した。ちょっとだけネタばらししよう。出演者全員が、男は女へ、女は男に変身してしまうという仕掛けなんだ。とんでもないよな。めちゃめちゃ馬鹿げてて、徹底的にリアル無視してて、とことんくだらない、そんなアイディアを、まっ、許せる!なるほどそうか!うん、あるかも!それ、面白い!ってレベルまで引き上げようって悩んでいた。

 ああでもない、こうでもない、そりゃ違う、それじゃダメって苦しむこと数日。はらっとほどけた、難問の固結びが!こういう時ってまさにコロンブスの卵なんで、後で思い返せば、なーんだそれしきのこと!ってなるんだけで、ドツボに落ち込んだ当人としちゃ、なかなかつらい毎日だった。それほどでもないか。

 で、一端が解けてみると、そこから後はすらすらと開けていく、これもよくある話しで、一気にラストシーンまで進むことができた。これがなんと、同性婚!驚いたね!まさかこんな方向に行き着くなんて思ってもみなかった。この結びで本当にいいのかどうか、舞台にかけてみないことにはわからない。そんなのレズビアンの女性たちから見たら、まるっきりウソってはり倒されるかもしれない。観客も、ええーっ?そんなのありぃぃぃ?って、もやもやや、不満抱えて客席を立つかもしれない。でも、この展開を書いた時、とっても自然に気持ちが流れたんだ。僕の中ではとても美しいシーンが書けたと思っている。

 さらに、エンディングはオープニングと同じ『コーヒールンバ』の踊り。二人が愛を確かめ合うように悩ましく踊る、はず、いや、踊る、ぜったい!。

 これ、シニアの芝居?あっ、そうか、それすっかり忘れてた。でも、うちのシニア若いし、力あるから、これくらい負荷かけてちょうどいいんだよ、ってことで、ご期待を!稽古は3月3日から始まる。本番は5月31日(日)フレンドリープラザと6月6日(土)仙台市青年文化センターホール。稽古に入ってないから写真なんてあるわけない。昨年のシニア団公演『Goodnight Baby』の大絶賛!ダンスシーンの画像を上げておこう。




 
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