ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ドーナッツ食いたい!じゃあ、作っちゃえ!!

2019-10-02 13:22:14 | クッキング

 ドーナッツ、食いたいなぁ!もう、ずっと食ってないもの。

 何故かわからんが、無性にドーナッツ愛が沸き上がってくるんだ。パンの方は月1ペースは守っている。冷凍庫にも食パンが保存されてる。菓子パンもその都度いろいろ工夫して、新製品の開発にも抜かりはない。

 が、ドーナッツだよ、ドーナッツ!

 あっ、勘違いせんでくれよ。ベーキングパウダーで膨らませたケーキドーナツじゃないぜ。イーストで発酵させたふっくらドーナツだ、恋焦がれているのは。夏場、暑いうちは、油使うのかぁぁぁ?やんだなぁ。汗と油で部屋も体もギトギトだぜ、ってことで、尻込みしてたが、秋ともなりゃぁ、食欲全開!胃腸万全!意欲奔騰!よしっ、作っちまえ。

 なぁぁに、パン焼くついでに菓子パンの一部をドーナッツに横流しすりゃいいことだ。あらためて威儀を正して、準備して、なんて身構える必要なんてない。油で揚げるのに、鍋小さいから、一度に5個とかしか放り込めないのが面倒なくらいだ。でも、時間はめちゃくちゃ少なくて済む。油に当てられて頭痛とか吐き気とか、関係ないぜ。たかが数十分の辛抱だ。で、思い出したが、パン屋で働いてた若い頃、ドーナッツ揚げは、白髪の優雅なおばあちゃんが担当してて、まるまる一日、フライヤーの前で頑張ってたなぁ、鼻の頭真っ赤にしながら。あの頃も今も、優雅な老後、なんて縁もゆかりもない時代が続いてるってことだぜ。貧しいぞ、日本!

 あのおばあちゃんには悪いが、こっちは手前の食い意地でゆとりのドーナッツ揚げだ。

 仕込んだ菓子パン生地は、小麦粉量で1.5キロ、もちろん、ご飯パンだ。半量は、ラム酒漬けレーズンとクルミを混ぜ込んで、残りはそのまままとめてドーナッツ用にする。1時間半発酵させたら、麺棒で伸ばして型抜き。

 真ん中抜けるリングドーナツ用の型、ってのが、ちょっとうまくないが、まっ、いいだろ。1個ずつ、敷き紙かまして天板に並べて最終発酵、うーん、40分くらいかな?我が家で一番大きいフライパンに油を煮たたせて、膨らんだ生地をそっと入れてやる。乾燥気味で発酵させてたから、敷き紙からもさらっと外れて、油の中にスライディング。片面、2分程度はかけないとね。温度加減が大切だが、まっトンカツとか揚げるのと同じ要領だよ。もちろん、豚肉よりずっと短時間で火は通る。

 両面、いい色合いになったら、キッチンペーパーを敷いた網の上取り上げる。冷めたら、パンナイフで切れ目を入れ、中にカスタードと生クリームを挟む。流行りのダブルクリームだぜ。贅沢だろ。

 本日のパン作り成果、もっともっとあったけど、注文の人や訪ねてきた人なんかに上げて、これが我が家分。これだけありゃ、2週間くらいは楽しめるよな。もちろん、夢見たクリームドーナッツは、さっそくいただいたさあ。うんめぇぇぇぇ!

コメント
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