ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

やっぱり出てた!健康増進型保険

2018-12-08 10:14:54 | 世の中へ

 出てたねぇ、さすがは企業だぜ、商売になりそうなもんにゃすぐ目をつける。

 健康増進型保険!加入者が健康的な暮らししてるかどうかで保険料が変わるって保険だ。今朝の朝日be on Saturdayに紹介されてた。

 有名なのが「あるく保険」(東京海上日動あんしん生命)。1日8000歩以上歩けば、定期的に保険料の割り戻しがあるってやつ。禁煙したり血圧下がったら割引とか、ウォーキングでポイント贈呈、なんて保険会社もある。

 そうだろなぁ、運動習慣と健康ってほぼ密着関連、相思相愛だってこと、今じゃ常識だもの。たしかに、走り始めてから、疲れないし、病気しないし、医者いらないし、だから、そいつにゃ体通して大きく頷いちまう。このまんま、かなりの年齢まで生き長らえるんじゃねえか?って予感じわっと沸き上がってくるが、回りじゃ、きっといい加減くたばれよ、って思ってる人間も多いことだろう。

 保険料もそうだが、国民健康保険の方もここらの事情、敏感にくみ取って、月々の保険料に反映させてもらえんもんかねぇ。麻生破廉恥失言大臣が言うように、不健康な暮らしで病気になった奴に医療費掛けるな!なんて、弱い者いじめの暴言に組する気など毛頭ないぜ。人それぞれ、身体いろいろ、したくたって運動できない人はいるし、しても病気になる人もいる。経済的に不健康な暮らし送るしかない人たちだって少なくない。だからこその国民皆保険だ。アメリカみたいに、医療も金次第、なんて社会は真っ平だぜ。

 そんな自己責任論じゃなく、多くの人が健康でいられるよう、年寄りも元気でぽっくりが増えるように、健康保険料で健康習慣を誘導しちゃどうだい、って提案だ。8000歩が効くなら多くの人が歩くように利益誘導しろよ、って話しだ。民間の保険に倣って、達成したら保険料割り戻しとか、還付金ありとか、あるいは町で使えるポイントくれるってんでもいいぜ。利益誘導ってのは強いからねぇ、得になんなら、ちっと歩いて、走ってみっか、ってことにもなるんじゃないか。ジムに通った日数とか、健康教室に参加したらってことでもいい。身体調子よくなって、その上小遣いもらえる、悪くないぜ。

 ただなぁ、今時走ったり歩いたりしてるのは、暮らしにゆとりのある連中だ。保険料も高額負担してるってことだ。収入に応じて分担し助け合うてのが、国民保険の精神だから、こういう人らからは、それ相応に出してもらわにゃいかんし、うーん、これは難しいところだなぁ。政府がぶち上げてる、消費税値上げとキャッシュレス決済で5%還元の抱き合わせと同様、ますます、格差拡大に繋がっちまうものなぁ。

 ほんじゃ、年金暮らしの年よりだけに限って、なんて言ったら、いい加減にしろ!年寄り優遇だって、袋叩きは必至だし、・・・・

 まっ、健康習慣の恩恵は、健やかな毎日ってことで欲はかかないことだな。それだって、大きな恵みなんだしな。

 

コメント
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