ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

寒い!だったらケーキ焼こ!?

2018-06-18 08:23:53 | 食べ物

 天候不順だぜ。まとまった雨は、たしか田植え前だから、もう1か月近くも降っちゃいない。播いた大豆は発芽パラパラだし、なんと、根付いたはずのサツマイモも萎れてきた。まるで、砂漠地帯の干ばつだよ。ブルーベリーの水やりも何度かしたが、手が回らない。散水器導入するか、って本気で悩んでる。

 寒暖の変化も途方もない。10日前にゃ真夏の暑さに痛めつけられたと思ったら、今度は寒波?襲来だ。今朝起きて、寒~~~い!部屋の温度計は、なんだとぉぉ?16度だぁぁぁぁ???冬場ならさっさとストーブに火を入れる室温だ。慌ててジャージなど着込んでみたが、うーん、さ、さ、寒い。体が暖かさに慣れちまってるからな。薪、ふんだんに作ったし、やせ我慢せずストーブのお世話になるか。だがなぁ、6月の半ばだぜ、そいつぁなんか恥ずかしいじゃないか。いかにも年寄りじみてるじゃないか。かと言ってなぁ、椅子に座って縮こまってるってのもなぁ。

 そうか!ケーキ焼こう。オーブン1時間も使えば結構な暖かさになるぞ。そうそう、スムージーにでもするかと買ってあったバナナもそろそろ腐りかけてきてんだった。バナナケーキ作ろう、よしっ、決まり。

 配合は?なもん適当。バター1箱150グラムをできるだけ薄めて仕上がり量を増やそう。そんじゃ卵5個か。これだと水分大目だから、小麦粉は250gにして、砂糖は、うーん、わからん200gに決定。となるとバナナ2本じゃ物足りんなぁ。冷凍してある甘夏ピール、ドバっと入れてやろう。

 さぁて、バターと砂糖を擦り混ぜて、別にしっかり泡立てた卵を合わせる。粉入れて切るように混ぜる。最後にバナナと甘夏ピール。うわっ、なんか生地固いぜ。どろーり感まったくなし、もったり感100%。こりゃふっくらとした仕上がりは期待できんな。まっ、いいさ、どうせ自分で食べるだけのことだ。誰かに上げようなんて大それたこと考えちゃいない。

 食パンの型に2本。敷き紙もパラフィン紙品切れなので、ただの上質紙。もう何から何まで間に合わせだ。いいのいいの。所詮、暖房が目的だからね。バナナケーキは二の次だから。焼き上げの温度もやや低め。できるたけ長い時間オーブン点けておきたいからね。小1時間もとろとろ焼いて、出来上がり。部屋の温度も21度を超えて快適になった。目的達成!

 お味の方は?バターは少ない、バナナは不足、甘夏ピールだけどばっで、オレンジ特化のフルーツケーキって感じ。まっ、十分楽しめるからいいさ。なんたって、目的は寒さ対策なんだから。いつか作んなくっちゃなっ、思ってたケーキのおやつもできたことだし。

 不精者だからね、きっかけが必要なんだよ。この間の牛乳寒天は、余りものの餡、今日はこの寒さってわけだ。なんかにせっつかれて、初めて行動に移れる。いつまで経っても、この怠け者根性、治らんもんだなぁ。まっ、やるだけましって考えておこう。

 

コメント
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