ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

東京公演無事終了

2012-12-16 17:06:55 | 演劇
 二泊三日で4回公演、きついスケジュールだったけど、誰一人故障者もでず、最後の杉並では、これまで最高の出来で締めくくることができた。

 行く前は、感染性胃腸炎が出て急遽代役を立てたり、直前二日間の稽古が修学旅行明けの2年生のさぼりでまともに出来なかったりと、不安だらけ、不満一杯の見切り発車だった。しかも、引率メンバーが大きく代わり、経験者は僕だけって苦しさ。さらにさらに、紅大豆本舗やらえき・まちグループ、作物班も販売部隊として大挙同道、40人を越す大編成、いやはや、無事に終わって良かった。

 公演会場によって反応はまちまちだったけど、概ね評価は良好、来年もぜひに!という言葉をすべての会場でいただけた。特に、すぐに感想文集を仕上げて手渡してくれた成瀬中央小学校の5年生からは、来年も見たいって声をたくさん寄せてもらった。嬉しいね。杉並の学び支援グループの方からは、来年はぜひ「座・高円寺」のホールでやりましょう、って。本当かよ?!「座・高円寺」って言ったら素晴らしいお芝居がたくさんかかる憧れのホールだ。これは何としても来年も行かなくちゃ!でも、僕の出番は今年限り、さて弱ったぞ。そうか、杉並だけ行けばいいわけだ、って、来年も行く予算つくかどうかまったく目途が立たないってぇのに。

 だいたい東京公演5年間も続けられたってことが奇跡に近いんだ。まあ、あまり欲張らずに、まずはよい作品を仕上げることに専念しよう。精一杯努力していれば、どこかで声をかけてくれることもあるだろう、きっと、多分、もしかして。新作の完成は3月の末。そこまでは僕が責任を持つことになっている。これまで以上に面白い作品を仕上げよう。

 
 今更だけど、公演旅行って部員を育てるなぁ。ぎりぎりのスケジュールの中で、宿泊しながら公演し遂げて行く、一人一人が自分をコントロールして行くことが求められる。周囲の目だって地元とは違う。今回はそれに紅大豆本舗なんかの置農生が見守っているってプレッシャーもあったから、しっかりしなくちゃって気持ち強かったんだろう。他人の目に晒されるってことが人を逞しくして行くってことなんだな。そう、だから高校生は外に出さなくちゃいけないんだよ。地域に飛び出せ!置農生ってことだ。

 公演には東京近郊に進学している卒業生もたくさん来てくれた。これもとても良い刺激になったと思う。都会に出て楽しく頑張っている先輩の姿を見て、部員たちも将来について幅広く考えることができるに違いない。

 年々厳しくなるスケジュール、歳とともにつらく成っていく?かと思いきや、疲れをほとんど感じることなく終えることができた。ただ、昨年までだと、行き帰りのバスの中とかホテルでとか台本書いたり文章書いたりしてたんだけど、それが出来なくなった。てのは、やはり気力の衰えなのかもなぁ。

 画像は、本町田小学校が作ってくれた大きな垂れ幕と、なんとサインを求められた照れている部員の様子です。


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コメント (6)
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