ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

俺の話を聞け!

2008-01-07 22:17:23 | 演劇

 『俺の話を聞け!』これが新しいコントステージのタイトルだ。

 何から取ったかって?言わずと知れたCRAZY KEN BANDのタイガー&ドラゴンからさ。いやあ、この曲前から好きだったんだよ。て言うか、なんかとってもドラマチックで、創造力をかき立てる歌なんだ。もちろん、くどかんがテレビドラマ作る前からだよ。

 この曲の入ったCD(OLDIES BUT GOODIES)買った時、感激のあまり置農演劇部の稽古に持ち込んで、この曲に合わせてエチュードやれ!なんて無理難題ふっかけたりしてしまったくらいだもの。だから、うちとしは4年ぶりの登場ってわけなんだ。

 今回のステージは、2月2日の置賜農業高校生徒活動発表会が発表の場。この一年間の置農生の活動を、保護者や地域の人たちに見てもらおうっていう企画だ。会場は川西町フレンドリープラザ、半日かけてやる。この試み、演劇部はコント&ダンスで参加している。きっちりした芝居見てもらうのもいいんだけど、持ち時間少ないしね、仕込みもできないから、気軽にできるコント&ダンスで勝負ってことだ。

 昨年は、井上陽水の名曲『夢の中へ』から、探し物はなんですかをキーワードに5本のコントを作り、踊った。今年は、ケンさんだよ、タイガー&ドラゴンだよ、『俺の話を聞け!』なんだよ。

 どんなコントだ?って、それは言えない。だってまだ公演前だからね。部員にだってもらしてないくらいだもの。あっ、彼らはこの公演の一週間前に校内公演を控えてるから、気を散らさせちゃいけないんだ。集中、集中!

 でも、秘密黙ってるのって辛いから、ちらっと、一部だけ紹介してしまおう。今年の目玉は、馬鹿な男どもだ。頭使うより身体、セリフより動き、演技より体当たり、沈黙より喧噪、歌よりシャウトが似合いの男どもが、今年はうじゃうじゃいるからね。こいつらを舞台上で野放し、いえいえ放し飼い、いや、それも危ない。舞台から飛び出さない程度の重しを付けて走り回らせようって魂胆なんだ。ほんと!走り回り、飛び跳ね、転げ回るから。馬鹿な男の、と言うか、男の馬鹿なエネルギーの爆発を見て欲しいと思っている。

 で、ダンスは当然、タイガー&ドラゴン!なんか、凄いね!ぞくぞくするね。とても演劇部とは思えない。少なくとも置農演劇部ではない!これまでなら絶対やらないよ、公開の場でなんか。でも、今年はいいの!こんなのありなの!だって、全国大会決めたんだもの。それも、『どんがら山奇譚』なんて、社会派の真っ当な芝居で出るんだもの。かえって、少しは羽目を外さなくちゃ。こんなお茶目な所もある部活動なんだってとこ見せとかなくちゃ。敬遠されちゃうものね、中学生つまり、新年度の新入生に。

 と、言うことで、2月2日(土)、場所は川西町フレンドリープラザ、午後の公演だ。演劇部以外にも、今年度の置農はもの凄かったからね。ごはんカップ全国第2位、山形県公益大賞グランプリ、全国いきいき活動奨励賞3部門で獲得などなど、見物は盛りだくさんだ。だれでも見られるからぜひぜひ来てほしい。

 おっと、部員達に、秘密の話しがばれちまったかな。まっ、いいか、このブログ読むくらい熱心な奴らなら、知られたっていいってことよ。それと、これ高校生の無料の催しだし、歌の作り替えはしてないから、著作権問題って発生しないよね、目つぶってよね、ケンさん御願い。

コメント (1)
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