ガザでの「戦争」に心が落ち着かない。
イスラエルには20年前、NYのスクールで一緒だったOとNが住んでいる。
Oには3人の子供がいて、それぞれが兵役適齢期のはず。
Nは静岡での世界大会にも参加してくれて、子供の頃に見た「日本に旅する夢」の話を教えてくれた。
大事なイスラエルの友人たちだ。
そして、ネタニヤフのパレスチナへの対応は考えられないほど酷いものだった。
なぜこの人が首相に返り咲いてきたのか、理解できない。
だから今回、欧米のメディアがパレスチナ人のテロ、がいかに恐ろしく人道に反するものかを繰り返し伝えていても、
それはイスラエルが長い間パレスチナ人に対して行ってきたことだ、と考えてしまう。
謎なのは、世界で一番優秀なイスラエルの情報機関が察知できず、
そして世界で一番優秀なイスラエル軍が即座に対応しなかったことで。
これはイスラエルの「911」と呼ばれることになるかもしれない。
帰宅途中の夜道を歩きながら心のざわつきが収まらない。