土曜日は高尾の新制作座で「泥かぶら」の稽古へ。
電車に揺られつつ台詞を繰り返しつぶやくのだけどなかなか入らない。
これは「育ち」の違いもあるのだろう。
稽古場で相手役の人と立ち会った瞬間に身体が納得したところから即座に入っていく。
台本を読んだだけでは、どうにもわからない部分が、まだ多いのだ。
それを理解しておつきあい下さる劇団の方たちに感謝。
3月から通い始めた高尾もいつの間にか緑が濃くなった。
稽古はがっつり汗をかいて終了。
シャワーを使わせていただき帰宅。
高野秀行「謎のアジア納豆ーそして帰ってきた<日本納豆>」読了。
面白くて一気に読んだ。
ブータンでガイドの方が探してくれたのだけど出会えなかった「納豆」が悔やまれる。
演劇に出会わなかったら、いや今からでも、こういう作業をしてみたい。
自分たちの足下を見つめる大切な作業だと思うからだ。