というわけで、「Hamlets/ハムレッツ」ver.10の稽古場での稽古はこの日が最後。
こういう日は大抵、あれっというくらい「落ちる」。
そこに台本や演出の問題点や弱点が顕れてくる。
場面ごとの稽古では、前日をはるかに超えていい感じになってきたものが、
通してみるとなぜか落ちる。
この日も、同じ。
もちろん、これは俳優の責任ではない。
全て、構成演出の自分に、責任がある。
早めに終えて、全員をリリースした後、
パートーナーがしつらえてくれた晩御飯を肴に、飲みながら考える。
明日の午前中の稽古で、課題を出さなければならない。
だからもうぶっ倒れて眠ります。