泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

「記憶にございません」

2024-04-29 06:08:43 | 丹下一の泡盛日記
日曜日はお弁当二つ持ってお仕事へ。
基本、週末と祝日はほとんどがお仕事の日。
ゴールデンウイークにどこかに遊びに出かけたのは、東京から神奈川に移住した年に、父と弟たちと海外旅行に行ったくらいで、他に記憶にはない。
もちろんこの数十年で「記憶にございません」ほど信じられないフレーズはないと定番になってしまったのだけど。
以前、韓国の劇団が自分たちが問題とされたある事件を「再現ドラマ」にして上演したのだけど。
その中で、国会での証人喚問で「証人」が「記憶にございません」を20回以上繰り返したという実話があり、それを劇中で再現した。
その途中、証人を信じている俳優が手を挙げて演出家の名前を呼び、
「自分はどうしてもこの役が理解できない。どうしたら、これほど「記憶にない」とだけ言い続けることができるのかわからない。演じられません」と役を降りる、というメタシアターの場面が強く記憶に残っている。
深夜帰宅。
次の日も朝イチなのに。風呂入ってとっとと眠ればいいのに。だって疲れて眠いのに。
なぜご飯食べちゃうんだろうなあ。
お腹が安心する感じがするんだよな。
体重は恐ろしいことになっている。
コメント
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