泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

久しぶりに銀ブラ

2007-02-14 21:22:18 | 丹下一の泡盛日記
 午前中はかみさんと市役所に。昨年亡くなった義父の後始末のお手伝い。勉強になる。
 スーパーなどにより、急遽娘2を呼び出し、3人でお昼ご飯。ちょっとしたお出かけ気分。
 事務所に出た後、新橋までオーディションへ。面白いコンテだった。
 オーディション会場は銀座8丁目だった。終わって外に出て3丁目の本屋へ。久しぶりに夕暮れ時の銀座をぶらぶら。異常なほど暖かい。コートも必要ない。

 懐かしいな銀座。実は、20歳のときに画廊で個展なんかやってみたりしたことがある。また、8丁目には流星舎の先輩がやっているカフェがあって、そこで小さな公演をやらせてもらったりしていた。裏通りには自分たちでも支払い可能な、そしておしゃれな居酒屋やバーがあって、飲み歩いたりしてたんだ、実は。
 一時期寂れた感じだったが、ずいぶんときれいになった。
 
 本屋/図書館は大好きな場所。本というのは一冊一冊が紙でできた劇場だ。そして、それぞれ微妙に違う独自の匂いがある。新しい本から立ち上る匂いを嗅ぎながら、読み進むうちにすっかりその世界に入っていく。あの感じが好きだった。今は嗅覚がなくてそれを感じ取れないのが残念だ。

 今日はカミュを3冊買った。うち1冊「シーシュポスの神話」は高3のフランス語の教科書だった。もちろん原文である。まったく歯が立たなかった。というよりこれを高3の仏語の教科書に選ぶってどういうこと!?

 この他に、かばんの中にはイーウーマンでご一緒している古荘先生の「不安に潰される子どもたち」が入っている。先日読了した「女はなぜ土俵に上がれないのか」とか、この頃は仕事がらみの本ばかりだな。
コメント
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