たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

しなの鉄道・車両の更新時にトイレ整備へ

2018年04月02日 | 長野県政
 しなの鉄道は3月28日、取締役会を開き、今年から5年間の新中期経営計画を決め、老朽化が進む車両について、2019年度から8年かけて保有するほぼ全ての52両を新造車両に更新すること等を決めました。
 車両の更新は、現在の全車両が一般的な鉄道車両の寿命とされる約40年を経過しており、安全・安定輸送を確保するめため更新が必要とし、購入車両は、ランニングコストを考慮し新造車両(新車)とするとしました。
 また、更新車両台数は最大52両で、現在は無いトイレを1編成2両ごとに1基整備するとしています。
 更新費用は、毎年6〜8両を購入し、22年度までの投資額は59億7600万円で、総額は106億円。財源は、国などの支援を見込み、現時点での概算額は国が36億円(年4.2億円)、しなの鉄道が39億円(年4.9億運)、県と各沿線市町村が各18億円(年2.2億円)としています。
 私は、しなの鉄道のトイレ整備については、過去に「ろくもん」など観光客誘客により収益を高めるための取組も必要だが、日常的に利用している利用客への利便性を高めるためトイレの整備は喫緊の課題として、所管であった総務企画委員会や担当課との交渉で何度も求めて来ましたが、その答えは「車両の更新時期に検討したい。」というものでしたが、今回、遅ればせながら、その思いが具体化しつつあることを評価するものです。
 なお、新中期経営計画には、沿線利用者対策として、これまでも運行したことがある「有料ライナー」を20年度をめどに更新車両で走らせるほか、人口減少による沿線地域の「コンパクトシティー」化を見据え、駅にサービスや交流機能を持たせるなど地域との連携強化策も計画に位置付けられました。
 
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