たけちゃん活動・生活日誌

県議としての活動に追われてきましたが、引退後の生活の様子や、感じていることを発信しています・・・。

福岡共同公文書館

2014年11月12日 | 長野県議会

 11月7日、総務企画警察委員会の県外調査の3日目は、福岡県の築柴野市にある「福岡共同公文書館」を視察しました。
 この施設は、国の公文書等の不適切な問題が発覚し法が整備されたことも踏まえ、平成24年11月に県と市町村が共同でお互いの公文書や資料を永久保存し公開するために宝くじ助成金50%を得て開館したとのことです。
 そのため、職員構成は県・市それぞれ3人の正規職員と10人の嘱託職員で運営しているとのことでした。
 業務の内容は、県と市町村が定めた「歴史公文書評価選別基準及び細目」等にもとずき、県や市町村が歴史的公文書か資料かを一次選別した資料公文書館が二次選別し、廃棄と判断すれば、再び戻すとともに、必要な文書は保管するというものです。
 この仕組みに私からは、一次選別で歴史的資料とされず二次選別の対象とならなかった資料の扱いを質問したところ、「一次選別で破棄と判断された資料の内容報告も義務付けており、必要と判断すれば、再選別を求めている」とのことでした。
 公文書や歴史的資料の保存の在り方は、とかく県民の関心が薄いことと思いますが、県の歴史を後世に伝えることは行政に課せられた必要不可欠な役割であり、本県で行っている県立歴史館の役割を検証する必要性を感じました。

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