3月14日(火)、先ずは会社に出勤。その後早々に議会へ移動して10時~は本会議質疑。
ところが、先日少し報告をさせて頂きました高砂市消防本部での暴力事案について、顛末書や始末書、陳情書が出てきていることが発覚し、再度全員協議会が開催されました。
本件は平成28年11月に消防本部内で発生した暴力行為等に対し被害者(3人)が市の人事部門に陳情書を提出し実情を訴え、組織風土の改革を求めたものでした。
10時過ぎから始まった全員協議会では、改めて消防長からお詫びと状況説明があり、議員数人から質疑が行われました。
今般の事案で改めて考えさせられたのが[組織に根付く価値観とその変革の難しさ]です。
消防本部と言えば体(命)を張って市民の命と財産を守るべく取り組んでおられる職場。時代は暴力行為や体罰は厳禁と分かっていても、組織に所属する人々は肉体、体力にも自信がり、年上になればなるほど、体(頭)には”体罰”や”高圧的態度は当然”と考えたり”やむを得ない”との意識が沁み込んでいるのではないかと感じました。
そして午後1時~漸く本会議質疑。本日は[商工費]、[土木費]について質疑が行われ終了したのは午後5時半過ぎ。(内容は割愛)
組織風土を変えていく為に何をすれば良いのか、先日の本会議質疑[総務費]の質疑の中で私は「職場風土を風通しの良いものにし創造的な仕事が出来るようにする為には、仕事場(職場)を離れたOFF研修という形を取り入れ、宿泊をしたり(場合によってはお酒を酌み交わし)、膝つき合わせ、お互いの理解を深めることが大切」との提案をさせて頂きました。
その時には、「公務員にはそれは無理、馴染まない」といった雰囲気を感じましたが、本気で組織風土を変えていこうと思うのであれば、消防本部に限らず、市役所内が全庁的に職場別で今までにない手法で変えていくことを考えないといけないと思います。
消防本部の方々は命を掛けて市民を守ってくれています。それだけにこういった事案が新聞等を通じ社会に広がることでまるで駄目な職場、人々となることを懸念しています。高砂市の消防本部の方々は本当に真面目に懸命に仕事に向き合っておられることを付記しておきたいと思います。
必ず変わっていかないといけません。