うわああ。
阿鼻叫喚とはこのことか。
交通事故での打撲の痛みがまだ取れず、
整体院に通っているのだけど、例の大殿筋のあたりを
先生に触ってもらったら、地獄の底から
湧き上がってくるようなうなり声を上げるではないか。
「ゴリゴリですね」
「は、はい。痛いです」
「これはかなりのアレですよ」
「事故とは関係ないと思うんですけど」
「tacoさん、何かやらかしたんですか」
「じつはずっとデスクワークで」
「ふむふむ」
「今月に入ってから、土日の出張が重なって
新幹線とかにけっこうな長時間乗ってたんです」
「ああ〜それはいけませんね。
座ってばかりだとお尻はアレになっちゃいます」
「やっぱり」
「まずは事故の打撲を治すのが先決ですけど、
お尻の痛みは、座骨神経痛かもしれません」
「そうですか…」
「それだけ仕事に精を出してるってことですよ」
「でも原稿が全然進まないんです」
「tacoさんの原稿がどうなろうと知りませんが、
事故の治療がひと段落したら、全身のメンテが必要ですね」
大殿筋の治療か締切の遵守か。
痛みに耐えながら、わけのわからない二択に悩まされる春。
そして先生、意外と冷たいひとですね。
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