Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

隠れた才能自慢

2010年07月04日 | 日々、徒然に
仕事中、急な連絡が携帯にあり、
急いで仕事場を出た先の道路で、
向こうから自転車で走ってきた人(60歳ぐらいの女性)が目の前で急に転倒。
驚いてその人を見たら、
口から泡を吹いてブルブル震えているではないか。

思わず駆け寄って支えようとしたら、
周りにいた人も助けてくれて、
硬直して震えているその人を自転車から離す。
道路の脇に寝かしていたら、近くを歩いていた女性が、
携帯で119番してくれた。
近隣の人も集まってきて「●●さんじゃない?」
「じゃあ旦那さんに電話しなきゃ」という声が。
どうもこのあたりの人らしい。
そうこうしているうちに救急車がやってきて、
救急隊員の人が、一部始終を見ていた小学生の男の子に状況を聞いていた。
顔を紅潮させて喋りまくる小学生。

いつのまにか、10人以上も集まって大騒ぎになっていた。
救急車が走り去ったのを見て、ひと息つく。
大丈夫だろうか。あのオバチャン。

自慢ではないのだが、
こういう光景によく出くわす。
なぜか見ず知らずの他人が、
街なかで転倒したり、
昏倒したりする場面を目撃することが多いのだ。

やれやれとため息をついていたら、
急用があったことを思い出し、慌てて目的地に向かう。
いろいろあったのだが、ひと段落したのが夜の9時過ぎ。
ほっとしながら、すっかり日が暮れた道を歩いていると、
向こうから自転車で走ってきた人(60歳ぐらいの男性)が目の前で急に転倒。
またかよ、と思いながら、大丈夫? と駆け寄ったら、
オッチャン、あんた酒くさいよ!

「あ~~大丈夫だよ~ダイジョブ。酔ってるだけだよ~」
とオッチャンは上機嫌。転倒して大丈夫はないだろう。
転倒したのが道路の真ん中だったので、自転車を歩道に寄せて、
オッチャン、気をつけなよ、と言ったら、
「はいよ~」とこれまた上機嫌。まったくもう。

なんという日だろう。
目の前で人が転倒する場面に二度も遭遇するとは。
これは才能かな(どんな?)。
おかげで仕事が進まず…。
今日の出来事を言い訳にしたら
関係各位の方々は許してくれるだろうか。



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