自宅近くの神社でお祭りというか、
いろいろと出店があるというので、ちょいと行ってみる。
串カツとかお好み焼きとかを食しながら、麦のアレを少々。
おお。中古レコ屋も出店しているではないか。
店名が「ハイ・フィデリティ」というのもそそる。
スミスの「クイーン・イズ・デッド」が2400円。
ザ・バンドの「ミュージック・フロム・ビックピンク」が3600円。
大瀧詠一のシングル「恋するカレン」が1700円。ううむ。
千円以上のレコなんぞ、貧乏人には高嶺の花なんじゃ、
と、心のなかで毒づいていたら、
ここ最近探していてなかなか見つからなかったLPを発見。
しかも900円。ギリギリじゃ。
ジョン・キューザック似(ウソです)の店主に
おぬし、商売がうまいのお、と心のなかで悪態をつきながら
千円札を叩きつけるのでした。
2000年公開のアメリカ映画「ハイ・フィデリティ」。
ジョン・キューザックが中古レコ屋を経営する、
オタクで恋愛に不器用な青年を演じ、
ジャック・ブラックがロックマニアの従業員に扮するという
まさに適材適所なラブコメの秀作だった。
中古レコ好きになった今こそ、見返したい映画というか。