Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

狼が通りすぎて

2011年09月19日 | 日々、徒然に
地震とは狼のようなもので、
手当たり次第に人を食い殺すものだ。
生き残った人は、死んだ人のことを考えることで、
よりよい人生を生きるようになる。悪いことばかりではない。

というセリフが聞けるのは、
キアロスタミの『そして人生はつづく』だ。
大地震に見舞われた土地に住む、
子供たちの行方を探すロードムービー。
久し振りに見る機会に恵まれたのだけど、
震災後に見ると感慨もまた、ひとしお。



北尾トロさんが発行人の季刊紙「レポ」の最新号が届いた。
ラジオ福島のアナウンサー大和田新さんの記事に、
代々木ゼミナールのカリスマ講師が
相馬にある高校で特別授業をおこなったとある。
そこでその講師が高校生に語った言葉。

??四年後、大学を卒業して直ぐに福島のために働きたいなら、
福島県内の大学に進みなさい。しかしこの震災を、日本中世界中に
伝える仕事をしたいのなら、県外の大学に進みなさい??。


コメント (4)
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