邪悪なT君と、恵比寿に打ち合わせに行く。
用件を済ませたあと、ランチを食おうということになる。
「うひょひょ。怪しい店ありませんかね~」
と嬉しそうな邪悪なT君。
恵比寿はお洒落な街である。
君の望むような怪しい食い物屋などあるものか。
あった。
いかにも昭和な感じで、
いかにも場末な定食屋が。
入り口にあるメニューを見ると、
チャハーン 600円
とあるではないか。
「チャハーンとはこれまた。うひょひょ。
これで決まりですね~」
と大喜びの邪悪なT君。
恵比寿にこんな店があったとは。
店内はカウンターだけの作りで、
老練な感じのおっちゃんたちが、
手際よく調理しているのを見つつ、
僕はコロッケとメンチの定食を頼む。
邪悪なT君は、この世の幸せを噛みしめながら、
「チャハーン」をむさぼるのだった。
すると、邪悪なT君の横に
ひとりの見覚えのある人が座るではないか。
メンチカツをほおばりながら、その人の横顔をじっと見る。
なんと、リリー・フランキー氏だった。
リリー氏は、連れの若者たち3人ほどで入ってきて、
「カツカレー」と注文。
しかし、店のおっちゃんは、
「うちはやってないんですよ、カツカレー。
ふつうのカレーならあるんだけど」
それを受けて、リリー氏、
「じゃあ、カレーとトンカツ単品」と。
どうしてもカツカレーが食べたい様子のリリー氏。
男らしいというか、なんというか。
そんな状況であるにもかかわらず、
邪悪なT君は、
「うーん、うまいですね~チャハーン。うひょひょ」
具に小海老が入っており、なかなかの逸品とのこと。
そんな恵比寿の昼下がり、である。
用件を済ませたあと、ランチを食おうということになる。
「うひょひょ。怪しい店ありませんかね~」
と嬉しそうな邪悪なT君。
恵比寿はお洒落な街である。
君の望むような怪しい食い物屋などあるものか。
あった。
いかにも昭和な感じで、
いかにも場末な定食屋が。
入り口にあるメニューを見ると、
チャハーン 600円
とあるではないか。
「チャハーンとはこれまた。うひょひょ。
これで決まりですね~」
と大喜びの邪悪なT君。
恵比寿にこんな店があったとは。
店内はカウンターだけの作りで、
老練な感じのおっちゃんたちが、
手際よく調理しているのを見つつ、
僕はコロッケとメンチの定食を頼む。
邪悪なT君は、この世の幸せを噛みしめながら、
「チャハーン」をむさぼるのだった。
すると、邪悪なT君の横に
ひとりの見覚えのある人が座るではないか。
メンチカツをほおばりながら、その人の横顔をじっと見る。
なんと、リリー・フランキー氏だった。
リリー氏は、連れの若者たち3人ほどで入ってきて、
「カツカレー」と注文。
しかし、店のおっちゃんは、
「うちはやってないんですよ、カツカレー。
ふつうのカレーならあるんだけど」
それを受けて、リリー氏、
「じゃあ、カレーとトンカツ単品」と。
どうしてもカツカレーが食べたい様子のリリー氏。
男らしいというか、なんというか。
そんな状況であるにもかかわらず、
邪悪なT君は、
「うーん、うまいですね~チャハーン。うひょひょ」
具に小海老が入っており、なかなかの逸品とのこと。
そんな恵比寿の昼下がり、である。