桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

俺らしい

2018-08-24 | Weblog
昨日、無事に台湾に到着した。
台湾のせいで航路は、かなり迂回したそうだが、日本と台湾では時差が1時間あり、日本の7時は台湾の6時。何だかアッという間に着いた感じだった。
外国は匂いが異なるが、台風らしい匂いを感じながら、まず入国審査の場所まで歩く途中で写真を1枚。
入国の紙は旅行会社で書いてくれていたが、提出したらば「泊まるホテル名を書け」と戻された。
俺、ホテル名を聞いたかなぁ?
一応、英語で泊まるホテルの名前を知らない、聞いていないと話したが、書かなければダメだと言う。
周りにいる空港スタッフ、売店の店員に日本語を話せないか?と聞いても、みんながノオ!なんだよな。
携帯電話から知らされていた台湾の電話をコールしたが繋がらない!
日本にヘルプしたが、留守番電話!
さて、どうしたものか?で閃いたね。
台湾イノセンスプロジェクトから届いたメールを空港スタッフに見せた。すぐ反応して、外交と書かれた入国審査場所に案内され、そこの審査官はメールを見た後、パスポートを見、俺の顔写真を撮り、銀行みたいな台に指を置かせて、そこから無事に台湾入り出来た。
いゃあ俺らしいエピソードだよな。

やはりひと言

2018-08-23 | Weblog
大阪桐蔭の優勝で幕を閉じた高校野球大会。優勝した桐蔭を腐すつもりはないし、大阪桐蔭の野球部は野球技術だけではなくて人間をも育ち素晴らしい学校だと知ったから、その優勝は讃えるが、いわゆる野球留学というのが、どうもスッキリしない。
茨城県でも同じ問題がある。
茨城県内の強豪校は、どこも野球留学生だらけだ。そんなチームが郷土代表と言われても釈然としないよな。
今回の大阪桐蔭には、地元の生徒が5名だけだったとか。一方、金足農業は、総てが地元出身者。しかも、野球エリートの揃った大阪桐蔭とは違い、軟式野球程度の生徒も多かったというから、この差には、何かを言いたいよな。
学問留学もあるだから仕方ないのだらろうがなぁ。

国際線

2018-08-23 | Weblog

羽田空港は、もう何度も利用しているが、初めての国際線だ。
まだネパール行きしか体験していないから、久しぶりの国際線で、どうやるのだったか、すっかり忘れてしまった。
外国の文字があるだけで、何も国内線と変わらない感じだが、台湾に着いたならば それなりに感慨がある ことだろう。
千葉刑務所にいたとき、台湾マフィアの鄭さんと親しくなった。余り日本語が理解出来なくて難儀しているのをサポートしただけなに、いたく感謝してくれ、「一緒にチリに行こう!」などと言われたなぁ。
台湾に帰り、「孫のためにマフィアを辞めた」と電話で話したこともあった。
今回、台湾イノセンスプロジェクト総会に招かれての台湾行きでは、高尾に住んでいた鄭さんの所在を探してくれたが、残念ながら、もう手紙を出した住所にはいなかった。
会えたらば喜んでくれたろうがなぁ。

寝床

2018-08-22 | Weblog

俺はテレビを見ながら腹筋をやったりしているが、今日は、明日からは台湾行き準備を終えて、さてテレビを!と思ったらば、クーに寝床を奪われた!

クーの寝床

2018-08-22 | Weblog
猫は気紛れだが、俺は、その気紛れが気に入ってる。
甘ったれのクーは、俺が起きると、足元に横たわり、撫でろ!と鳴く。
撫で方が足りないと、歩き出す足を囓る。
でも、納得すると、何事もなかったように離れて行くが、そこがいいなあ。
猫科動物の特徴なのか、昼間に寝る場所も変わるんだね。
今日も、どこへ行ってしまったのか?と案じていたらば、ハワイにいる娘の洋間に横たわっていた。

桑田の見識

2018-08-22 | Weblog
百回目となった夏の高校野球大会は、昨日、野球学校の大阪桐蔭の春夏連覇で幕を閉じた。
久しぶりの公立高校の優勝かと期待した秋田の金足農は大敗して準優勝だった。
この結果は、何しろ連投になる金足農のエース吉田の肩を思えば、当然だったろうが、これまでにPLのエースだった桑田が話しているように、休養日を設けて、出来る限りに万全な状態での試合が見たかったと思う。
桑田は、盛んになって来た女子野球の大会を同じ甲子園で開き、男子と女子を交互に行うことを提案してる。その女子野球選手が母親になり、焼離れの防止にもなるとの話は、なるほどと納得する考えだ。それだけではなくて自分が体験した暴力的な指導や理不尽を廃して科学的に野球指導を思考する桑田真澄さんは、実に深い見識を持っていると感じる。
もし、それなりの休養があったならば大阪桐蔭は連覇出来たろうか。
少なくとも、今回のような大敗はなかったことだろう。
女子高校野球甲子園大会を、ぜひ実現させたいものだ。

甲南大学生

2018-08-21 | Weblog
今日は法学部の学生として東京に学ぶべきことを求めて来た、甲南大学の学生たちに話をした。
学生に話をして面白いのは、興味ない話のときと興味ある話のときの態度の差だね。
俺も慣れたせいか、居眠りは気にならなくなったし、どんなときでも話したいことは話す!と割り切れるようになった。
今日の学生たちに、何か1つでいいんだな。これからの人生で何かがあったときに、あのときに聞いた桜井が話!と思って貰える何かを残したならば、それで充分だ。
質問のとき、今日が社会を変える意義のあることなどと語り、涙を浮かべた1回生がいてビックリだし、嬉しかった。
嬉しいなぁ、有り難いなぁ。
俺は、この有り難さを忘れないで、若い人たちが胸を張って生きられる日本にするため、頑張ろうと思い重ねた今夜だった。

もし

2018-08-21 | Weblog
今、日本に溢れる組織の嘘と犯罪。あれが個人の行いだったならば、どうなるのだろうね。
佐川が行った役人としての嘘は、個人的に社会で行ったならば許される?
クロネコヤマトは、見積もりを過大に請求した詐欺行為だが、あれが個人ならば、どうなる?
犯罪者として裁かれないかな。
裁かれるし、人生が終わり、浮かび上がることが出来なくなるんじゃない?
なぜ許されてしまうんだ?
これが法治国家風日本だよな。

ノモンハン・責任なき戦い

2018-08-21 | Weblog
NHKスペシャルは、このところ、番組内容が素晴らしい。
太平洋戦争の2年前、日本は満州国を支配する中でソ連軍との国境争いから戦闘を行って壊滅的な打撃を受けた。ノモンハン事件と呼ばれる戦いだ。
この戦いを始めた経過や結果、日本陸軍の動向などを検証した番組は、如何に日本陸軍が無責任であり、責任を取らない指導者の集まりだったかを明らかにしている。
敵を甘く見て己を過大評価して戦いを始め、負ければ責任は戦いをした当事者に押し付けて自決させる、最悪な指導者たち。その連中が、更に第2次世界大戦を引き起こし、無責任に国民を犠牲にした!
作家の司馬遼太郎は、このノモンハン事件を書こうとしたが、余りにも酷い事実の前にペンを投げ出したとか。そして、日本とはなんだ、日本人とはなんだ!と歎いたことも番組にはあった。
今の政治も、日本ゆえ、日本人ゆえなんだろうなぁ。

低能、低俗

2018-08-21 | Weblog
自民党の杉田なんたらと言う女議員が、議員たる立場や見識を感じない発言をしたが、この女、まあ自民党議員だから、この程度かも知れないが、真面目なバカだね。
国会質問をして「AV出演などの性被害女性の電話相談が少ないのに、それに金を掛けるのは無駄ではないか」と言ったらしい。
野田聖子総務大臣は「被害者は声を上げにくい。必要だ」と答弁したそうだが、それに反論した杉田の発言が素晴らしい。
「AV出演を希望する女性は多くて、今や出演は狭き門になってる」と言ったそうだ。
確か、この杉田の先輩自民党議員は、昔の赤線、青線呼ばれた売春婦問題で「好きでやってる」と発言したことがあったけど、自民党の伝統は、こうなのだろうな。
それは、中には望んでAV出演をする女性もいるかも知れない。しかし、罠にはまってしまう女性が多いはずなのだ。ひとたび罠にはまってしまうと、なかなか人に話せない、抜け出せい女性も多いことだろう。それを想像出来ずに「望んで出演する女性が多くて狭き門」だとは、この杉田も蟹の甲羅かねぇ。
もし、こいつが議員業をやっていなかったならば、AV出演しているのかも知れない。自分が、そう思うから、他人も同じと考えるのではないだろか。
こんなバカが議員を出来る日本は、実にめでたい。