桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

街の不思議

2018-08-25 | Weblog


台湾ではバスと地下鉄に乗った。
バスは一律15台湾ドル。
地下鉄は距離で料金が違う。 
バスの運転は、かなり日本が上だった。サービス業としての意識が違い過ぎる。
地下鉄の椅子も硬い。
ただ、目の玉悪い人や身体の悪いとに対する意識は台湾が上。ホームの安全柵は完璧だし優先席に座る若手たちは独りとしていなかった。
地下鉄のチケットが面白かった。
カジノで使う岡山代わりとチップと同じ。それを乗るときは日本のスイカカードなどのように触れるとバーが開き、降りるときはコイン入れのような穴に入れと、またバーが開くようになっている。
日本の切符は1回限りだが、台湾は、何回も使い回しだ。経済的かな。
街で印象的だったのは、アパートや家の窓は、その大部分が鉄格子などで覆われていることだった。
日本統治時代のホテルは、今も目立っては建っていた。

淡水

2018-08-25 | Weblog



淡水は台北の北にある。
日本が台湾を統治したとき、この淡水が港町として重要な役割を果たしたらしい。
その当時の名残もあるらし、オランダ城と呼ばれる城跡があり、そこには歴史を感じた。
レンガの建物は2個あって、1個は犯罪者対応、1個はオランダやスペイン、イギリスなどが使った駐在員たちの建物だった。
俺は、どこでも鉄格子のある建物に惹かれるなぁ。
淡水を流れる川は、台湾でも日本と違う。広い。
すぐに海がある街らしく海産物や
各種の品物を売る商店が建ち並び、実に活気に満ちていた。

故宮博物院

2018-08-25 | Weblog


昨日は、参加した国のイノセンスプロジェクト同士の会議があったけども、俺は参加しないで良いことになり、台北に入って以来、付き添って通訳をしてくれている若者、2人に案内されて故宮博物院から淡水を見学した。
凄いなぁ、故宮博物院は。
展示された書物には中国5千年の歴史の深さ、重さを感じるし、陶器や絵画の展示された作品には品を感じた。特に陶器が素晴らしかった。
3時間ほど、鑑賞したが、まだまだ足りなくて、出来れば1日、見ていたい場所だった。