桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

冤罪仲間

2018-08-24 | Weblog
台湾に着いた昨夜は、台湾で冤罪被害を受けた人、3人を含む、イノセンスプロジェクトの皆さんと食事をした。
不思議だよなぁ、話している言葉は判らないのに判るような感覚なんだ。
こちらの乾杯は、必ず飲み干すらしい。何回も、色々な人と乾杯し、かなり飲んだが、そんなに酔わなかった。
何人かと名刺を交換したが、政府関係者もいた。
台湾は懐が広いなぁ。

俺らしい

2018-08-24 | Weblog
昨日、無事に台湾に到着した。
台湾のせいで航路は、かなり迂回したそうだが、日本と台湾では時差が1時間あり、日本の7時は台湾の6時。何だかアッという間に着いた感じだった。
外国は匂いが異なるが、台風らしい匂いを感じながら、まず入国審査の場所まで歩く途中で写真を1枚。
入国の紙は旅行会社で書いてくれていたが、提出したらば「泊まるホテル名を書け」と戻された。
俺、ホテル名を聞いたかなぁ?
一応、英語で泊まるホテルの名前を知らない、聞いていないと話したが、書かなければダメだと言う。
周りにいる空港スタッフ、売店の店員に日本語を話せないか?と聞いても、みんながノオ!なんだよな。
携帯電話から知らされていた台湾の電話をコールしたが繋がらない!
日本にヘルプしたが、留守番電話!
さて、どうしたものか?で閃いたね。
台湾イノセンスプロジェクトから届いたメールを空港スタッフに見せた。すぐ反応して、外交と書かれた入国審査場所に案内され、そこの審査官はメールを見た後、パスポートを見、俺の顔写真を撮り、銀行みたいな台に指を置かせて、そこから無事に台湾入り出来た。
いゃあ俺らしいエピソードだよな。