桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

違う石破が

2013-12-03 | Weblog
石破のブログ問題は、読売を除いて、総ての新聞が批判的に書いているが、石破は批判が嫌いな独裁的考えの持ち主、非常に許容性の低い人物だと、改めて自分をさらけ出したよね。
自分の意見を支持するデモならば、そうは感じなかったろうと、皮肉る新聞もあったが、テロとデモを区別出来ない政治家が幹事長をする自民党と来ては、この政党が行う政治では、とても民主主義国家は維持出来まい。
秘密保護法、いや秘密隠匿法だろうが、官僚が好きに秘密を作り、隠したことを暴こうとする人を「秘密隠匿法違反」で刑務所に送るのならば、いかに石破や菅が「デモは許される」と弁解したとて、その隠匿法を実際に運用する警察や検察が、「許されない」と思えば、我々は逮捕もされるし、監視もされる。
その監視社会が作られるのが秘密隠匿法だと、今回の石破発言は教えている。
警察や検察には、もっともっと汚い「石破」はいるからね。気違いに刃物と言う諺があったけど、そんな怖さの比ではない、警察・検察に秘密保護法だろう。

猪瀬だけ?

2013-12-03 | Weblog
医療法人徳洲会から5千万円の金を貰っていた猪瀬知事は、愚かな弁明を重ねて墓穴に入りつつあるが、なぜ猪瀬は、初対面の徳田虎雄から5千万円もの金を貰えたか、問題は、そこだよね。
書くまでもない、都知事の持つ絶大な許認可権ゆえだろう。
創価学会・公明党が、常に権力に擦り寄い、与党にいるのも、その権力があるゆえだ。創価学会は都知事にのみ認可された宗教団体だ。もし都知事が、欧米諸国のように創価学会を邪教として宗教性を否定し、認可を取り消せば、莫大な資産や資金には、すぐに課税されることになるし、今のように宗教に隠れた選挙行為も行えなくなる。それが怖くて公明党は、常に権力側にいたいのだ。
徳田虎雄は石原慎太郎と親交があり、その繋がりで猪瀬は挨拶に行ったらしいが、では、石原慎太郎は徳田マネーと無縁だったのか?都知事として家族に税金を振り撒いて仕事を与えたことがあり、追及されたことがあったけど、石原の都知事時代に徳洲会が都内に展開した事業がどれだけあり、どうなったのか。
石原慎太郎が徳洲会から受けた表の献金、それに裏金も含めて調べる必要があるだろうね。