桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

高知入り

2019-09-14 | Weblog

昨日は大阪難波から高速バスで高知に来た。
これで何回目かな?
お遍路や高知白バイ事件などで、もう10度くらいになる高知だが、バスで来たのは初めて。高知駅のバスの到着場所が山側のせいか、初めて来た場所のような感覚だった。
すぐに迎えの人と出会い、ホテルに荷物を預けてから自由民権記念会館へ。
地元で歌を愛する皆さん、5組とともに、俺は25分ほどの時間で「北陵クリニック事件支援トーク&ライブ」を行った。
全国に支援する組織が生まれる北陵クリニック事件は、それだけ判り易い冤罪事件なのだが、それですらも警察(大阪府警科捜研土橋技官)のでっち上げた証拠捏造鑑定書があると、なかなか勝てない。
他の冤罪事件と同じように検察が無実を示す証拠を隠し続いている北陵クリニック事件も、もし全面証拠開示法が出来たならば、すぐにも勝つ冤罪事件だ。
白バイが停車していたバスに衝突しながら、長官指示で禁止された白バイの公道での追尾訓練を継続していた高知県警は、その違反行為を隠すために「バスが動いて白バイに当たった」事件に捏造した高知白バイ事件。この事件も証拠開示法があれば、明日にも再審が開始されようが、高知に来て北陵クリニック事件の支援集会で話すのは複雑な思いになる夜でもあった。

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