桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

ネパール大地震

2015-04-27 | Weblog

ネパールで大きな地震が発生して、大変な被害が出ている。

冤罪仲間のゴビンダさん一家が住むカトマンズに近い震源で、カトマンズも歴史的建築物が崩壊したり、大きな被害が出ている。

すぐに電話したいと思ったが、混乱を考えて控えていたが、今日、事件を支援した日本の方が「アーカイブで通信した」として、一家の無事を伝えてくれた。まずは良かった。

しかし、地理的に生活物質などに、すぐに困窮するだろう。

これからを見守って何かをしなくてはと思っている。



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1 コメント

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Unknown (森利行)
2015-04-28 08:48:05
余震で家が崩れることの恐怖から帰宅できずにいる人が多いとのことですが、地震の多い地域でありながら、崩れやすい煉瓦積みの建物で暮らしていたのは、人々の記憶の中からこのような激甚災害の記憶が薄れてきていたからでしょうか。
 5世紀に作られた歴史的建造物が見事に崩壊しているさまはこの地震災害の深刻さを示していると思います。お金と、ある程度の時間を要すれば元の生活に戻れる東日本の災害と違い、おそらくネパールは生活様式そのものから見直さなければならないのではないでしょうか。ある程度安心して生活できるようなインフラが整うまで、おそらく数十年を要するのではないかと思います。
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