桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

この不誠実

2011-08-11 | Weblog
昨日、東電OL殺人事件で「三者協議」が行われた。
今朝、ニュースやメーリングリストで、昨日の協議の結果を見れば、検察官は「内容を検討中」だとして態度を表明しなかった。
これ、ふざけているよね。
検察は、何時も、こうだ。自分たちが不利になると、こんな態度を示す。
弁護士は、生活のために色々な事件を担当して、東電OL殺人事件を引き受ける人たちも、それだけをやっているわけではない。忙しい中で、今度の鑑定結果も検討して、弁護団としての意見を纏めているのだ。
監察官は違う。税金で生きているし、生活のために沢山の事件を抱えているわけでもない。なのに、「まだ検討中」とはなんだ!
この瞬間も、ゴビンダさんは横浜刑務所で苦しんでいるのだ。
こんな不誠実をしても恥じない連中しかいないのか、検察庁には!
こんな奴らに日本の正義を任せるわけにはいかない。一日も早く、この検察庁を改革するしかない。人権を理解しない連中は、検察庁から追放しよう!!

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